讃井友香さんは、MLBトロント・ブルージェイズで活躍する管理栄養士です。
どんな人なのか、wiki風にプロフィールをまとめながら、経歴と学歴についてご紹介します。
オハイオ州立大学やコロラド大学で学び、2025年シーズンからブルージェイズのメジャーチームに帯同している讃井友香さん。
2025年のワールドシリーズでは、延長18回の死闘の中で選手たちをサポートし、監督から絶賛されました。
アスリートを食の面から支える管理栄養士として、今注目を集めている方なんです。
Contents
讃井友香はどんな人?
画像引用元:kinetikos
讃井友香さんは、アメリカで教育を受けた日本人の管理栄養士として活躍されています。
現在31歳で、メジャーリーグのトップ選手たちを栄養面からサポートする仕事をされているんですね。
讃井友香さんのユニークな点は、完全なバイリンガルとして育った経歴にあります。
父親がホンダのエンジニアだったことから、幼少期から日米を行き来する生活を送り、16年間をアメリカで過ごしました。
この語学力は、現在の国際的な仕事環境で大きな武器になっているといえるでしょう。
また、2020年には「Athlete Food Connection」という会社を設立。
日本のアスリートへの栄養サポートや専門家の教育にも力を注いでいます。
科学的根拠に基づいたアプローチと、現場での実践的なサポートを両立させている点が大きな特徴ですね。
讃井友香のwiki経歴
画像引用元:NEWSCAST
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讃井友香さんのキャリアは、スポーツ栄養のプロフェッショナルとして着実に階段を上ってきた軌跡だといえます。
大学院修了後から現在まで、一貫してトップアスリートを支える仕事に携わってきました。
主な資格
讃井友香さんが保有する専門資格は以下の通りです。
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特に米国管理栄養士の資格は、アメリカの大学で4年間の栄養学教育を受け、さらに1200時間もの実習を経て初めて取得できる難関資格なんです。
讃井友香さんは2017年にこの資格を取得しており、専門家として高い水準の教育を受けてきたことが分かりますね。
ISAKの資格は体組成の測定技術に関するもので、選手の身体データを正確に評価するために必要なスキルを証明しています。
主な実績
讃井友香さんのキャリアで特筆すべき実績をご紹介します。
2019年には、東京五輪に向けて岡山県美作市で合宿を行った7人制ラグビーアメリカ代表チームをサポート。
栄養士としてだけでなく、通訳や渉外といった役割も果たしました。
バイリンガルならではの強みが活かされた経験だったんですね。
2021年頃からは、トロント・ブルージェイズの傘下マイナーリーグで経験を積み、2025年シーズンからメジャーリーグのチームに帯同する管理栄養士に昇格。
これは日本人の管理栄養士としては快挙といえるでしょう。
そして2025年のワールドシリーズ第3戦では、延長18回・6時間39分という歴史的な死闘の中で、選手たちのために栄養補給用のフルーツ盛り合わせを用意しました。
ジョン・シュナイダー監督から「栄養士のユカがグレートジョブだった」と絶賛された実績は素晴らしいですね。
讃井友香の学歴
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讃井友香さんが栄養学の道を選んだのには、高校時代の経験が大きく影響しています。
一家がカナダへ移住する中、彼女だけがアメリカの高校寮に残って生活することになりました。
オハイオ州立大学時代
讃井友香さんは2013年から2017年まで、オハイオ州立大学の医療栄養学科で学びました。
この大学での4年間が、専門家としての基礎を築いた時期といえるでしょう。
4年次には1200時間という長期間の管理栄養研修を経験。
病院、老人ホーム、フードサービスなど、さまざまな現場で実際に働きながら実践力を養ったんです。
この厳しい研修を通じて、自分の適性がスポーツ分野にあることを実感したそうです。
医療や高齢者施設よりも、アスリートと一緒に目標に向かって取り組む仕事に魅力を感じたといいます。
2017年には米国管理栄養士の資格を取得し、次のステップへと進みました。
コロラド大学コロラドスプリングス校大学院時代
2017年から2019年まで、讃井友香さんはコロラド大学コロラドスプリングス校(UCCS)の大学院でスポーツ栄養学の修士号取得を目指しました。
この大学院を選んだのには、立地に大きな理由があったんです。
コロラドスプリングスには、アメリカオリンピック・パラリンピックトレーニングセンター(OPTC)が設置されています。
高地トレーニングのメッカとして知られるこの施設で、讃井友香さんは大学院生としてインターンシップを経験しました。
OPTCの専属スポーツダイエティシャンの下で働き、レスリング、ボクシング、飛び込みといった多様な競技のトップアスリートへ栄養カウンセリングを提供したんです。
さらに、大学院のGraduate Assistantという制度を活用して、キャンパス内のHealth and Wellness Centerでも管理栄養士として勤務していました。
また、「Food Next Door」というプログラムでは大学食堂のフードマネジメントにも携わり、幅広い実務経験を積んでいます。
理論と実践の両面から学べる環境だったことが、現在の活躍につながっているんですね。
2019年に修士号を取得し、アメリカでの学生生活を終えた讃井友香さんは、その後日本へ帰国することになります。
讃井友香のブルージェイズでの役割は?
画像引用元:スポーツ報知
讃井友香さんがブルージェイズで担っている役割は、選手一人ひとりに合わせたパーソナルな栄養サポートです。
選手の体重管理、リカバリー、水分補給といった課題に対して、個別のアドバイスを提供しています。
例えば、試合前に緊張で食事が進まない選手のために、カロリー補給を目的とした特製スムージーを作ることも。
また、マックス・シャーザー投手が先発する日には、チキンとアボカドのサンドイッチ2つと水6本を必ず用意するといいます。
選手が安心してプレーに集中できるよう、細かな配慮をしているんですね。
讃井友香さんが大切にしているのは、チームに帯同することで得られる日々のフィードバックです。
天候や移動、ストレスといった変化を考慮しながら、その都度アドバイスを調整しています。
最新の研究論文を常にチェックし、エビデンスベースの知識を選手に分かりやすく伝えることを心がけているそうです。
専門性の高さと実践力を兼ね備えた栄養士として、ブルージェイズになくてはならない存在になっているんです。
まとめ
讃井友香さんは、アメリカで教育を受けた日本人管理栄養士として、MLBトロント・ブルージェイズで活躍されています。
オハイオ州立大学とコロラド大学大学院で専門教育を受け、2025年からメジャーチームに帯同する栄養士となりました。
ワールドシリーズでの貢献が監督から絶賛されるなど、その実力は折り紙付きです。
科学的根拠に基づいた個別サポートで、世界トップクラスのアスリートを支える讃井友香さん。
今後の活躍からますます目が離せませんね。


