日系三世で日本にゆかりがあるスティーブン・クワン選手の活躍が続いています。
MLBのア・リーグ中地区で首位のグリーンランド・カーディアンズに所属するクワン選手は「ベイビー・イチロー」と呼ばれています。
この記事ではイチローさんに憧れる日系人のスティーブン・クワンの活躍とイチローさんとの比較をしてみたいと思います。
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スティーブン・クワン選手とイチローさん
スティーブン・クワン | イチロー | |
ポジション | 外野手 | 外野手 |
投打 | 左投左打 | 右投左打 |
身長 | 175.3cm | 180.3cm |
体重 | 77.1kg | 79.4kg |
スティーブン・クワン選手とイチローさんを比較してみると、イチローさんもMLBでは決して大きな体ではありませんでしたが、クワン選手はイチローさんよりもさらに一回り小さいことが分かります。
イチローさんの現役時代の魅力といえば走攻守すべてがバランスよく揃っており、打ってはMLBで首位打者2回、シーズン242安打記録保持者、MLB通算3000本安打、走ってはMLB通算500盗塁、10年連続ゴールドグラブを受賞し、レーザービムと呼ばれる送球で観客を魅了してきました。
一方でスティーブン・クワン選手は巧みなバットコントロールでヒットを量産するコンタクトヒッターで、高い出塁率と空振りの少なさが売りの選手です。
守備にも定評があり堅実なプレーで2年連続ゴールドグラブを受賞しています。
「ベイビー・イチロー」と呼ばれる理由
画像引用元:JIJI.COM
2022年にMLBデビューしたスティーブン・クワン選手は1年目から打率.298の成績を残し、ゴールドグラブを受賞しました。
攻守にわたる活躍により新人王の最終候補となりましたが、残念ながら受賞は叶いませんでした。
巧みなバットコントロールを見せるスティーブン・クワン選手は3年目となる2024年シーズンの最初の50試合で79安打をマークしました。
この記録は2021年にイチローさん以来だそうです。
広角に打ち分ける姿からスティーブン・クワン選手は「リトル・イチロー」や「ベイビー・イチロー」と呼ばれるようになりました。
スティーブン・クワン選手の憧れはイチローさん
画像引用元:full-Count
得意の広角打法で「ベイビー・イチロー」と呼ばれるスティーブン・クワン選手ですが、子供の頃から当時マリナーズで活躍するイチローさんを見て育ち、本人も「イチローさんのような選手になりたい」と語っています。
打席に立つ前のしゃがむ動作などはイチローさんが現役時代に見せていたルーティンを真似ているそうです。
子供の頃は当時マリナーズで活躍していたイチローさんを見て育った。「大きな影響を与えてくれた。彼のようになりたいと思ってプレーしてきた」と熱い口調で話す。22年8月にシアトルで行われたイチローさんの球団殿堂入り式典では、相手チームのベンチから憧れのまなざしを向けた。「話したかったけど忙しそうだったから。いつか会話できたらうれしい」と笑う。
引用:JIJI.COM
スティーブン・クワン選手は何がすごい?
日本 山形県の血を引く男
ガーディアンズ スティーブン・クワン
持ち前の鋭いスイングで今季第9号の本塁打ここまでシーズン打率.397
高い出塁率と守備力も魅力的だ祖父母は日本の山形県出身
憧れの選手はイチロー🎦@CleGuardians pic.twitter.com/OrOlI5rhsQ
— ALWAYS AKIRA (@sekai_yakyu_828) June 20, 2024
今まで説明した通り、スティーブン・クワン選手は巧みなバットコントロールでヒットを量産し、「隠れ首位打者」として注目度が高くなっています。
また堅実な守備でMLBデビューから2年連続でゴールドグラブを受賞しています。
そして6月に入ってからは長打率では.730とロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を上回る数字となっています。
また5月31日から6月20日までの14試合連続安打をマークするなど、怪我からの復帰後は驚異の活躍を見せています。
これにはファンも驚きの反応を示しています。
- 「信じられない」
- 「狂ってる!」
- 「ということはクワンが現時点で球界最高の選手になったということだ」
- 「とても興味深い」
- 「恐れられるスラッガー、スティーブ・クワン」
引用:full-Count
まとめ
以上が、スティーブン・クワン選手とイチローさんの比較などについて紹介してきました。
安定した成績を残して、マリナーズとの試合でイチローさんとのツーショットも今後は見られるかもしれませんね!!