元プロ野球選手の松井稼頭央さんを父に持つ松井遥南さんが、モデルから女優へと活躍の場を広げています。
幼少期をアメリカで過ごした帰国子女でもある彼女は、どのような学歴を歩んできたのでしょうか。
また、現在の芸能活動はどのような状況なのでしょうか。
本記事では、松井遥南さんの高校や大学などの学歴について詳しく解説します。
さらに、モデルとしてのデビューから女優転身までの経歴、そして父親である松井稼頭央さんとの心温まる親子関係についても紹介していきます。
日曜劇場「19番目のカルテ」への出演も決定し、今後ますます注目が集まる松井遥南さんの魅力に迫ります。
Contents
松井遥南のプロフィール
この投稿をInstagramで見る
松井遥南さんは、2000年11月9日生まれの24歳(2025年6月現在)で、東京都出身のモデル兼女優です。
|
松井遥南さんの最大の特徴は、幼少期にアメリカで過ごした経験により身につけたネイティブレベルの英語力です。
本人も「日本語よりも英語のほうが得意」と公言しており、この語学力は今後の国際的な活躍を期待させる大きな武器となっています。
また、173cmという恵まれたスタイルと、父親譲りの優れた運動神経も彼女の魅力の一つです。
中学時代にはバスケットボールで関東大会に出場するほどの実力を持っていました。
2024年1月には、菅田将暉さんや松坂桃李さん、木村佳乃さんらが所属する大手芸能事務所「トップコート」に移籍し、本格的に女優としての活動を開始しています。
モデルとしても、ドルチェ&ガッバーナやヨウジヤマモトといったハイブランドのファッションショーに出演するなど、華々しい経歴を持っています。
松井遥南の学歴
松井遥南さんの学歴は、父親の松井稼頭央さんのメジャーリーグ挑戦に伴う海外生活から始まる特徴的な経歴となっています。
国際的な環境で育った彼女の教育背景は、現在の活躍にも大きく影響を与えているでしょう。
幼少期・小学校時代
画像引用元:スポニチSponichiAnnex
松井遥南さんは、2歳から8歳まで(2004年〜2010年)をアメリカで過ごしました。
父親の松井稼頭央さんのメジャーリーグ挑戦に伴い、ニューヨークとロサンゼルスで生活していたのです。
当初は環境の変化に戸惑い、体調を崩すほど大変だったそうです。
しかし、現地の学校に通いながら徐々に英語を習得し、すっかり現地の生活になじんでいきました。
この時期の経験が、後の彼女の英語力の基盤となったことは間違いありません。
8歳で日本に帰国した後は、都内のインターナショナルスクールに通っていました。
これは、アメリカで身につけた英語力を維持するための選択だったと考えられます。
バイリンガル教育を受けることで、両言語での学習能力を高めていったのでしょう。
この時期の教育環境は、松井遥南さんの国際的な感覚を育む重要な基盤となりました。
東京成徳大学中学校ではバスケ部に所属

画像引用元:Wikipedia
中学校は東京成徳大学中学校に進学しました。
この時期の松井遥南さんにとって最も印象的な活動は、バスケットボール部での活躍でした。
父親譲りの優れた運動神経を発揮し、バスケットボール部では主力選手として活躍していました。
「小さいころから、走るのも跳ぶのも得意で」と本人も語っているように、その運動能力は際立っていたのです。
注目すべきは、関東大会に出場するほどの実力を持っていたことです。
これは中学生レベルでは相当な実力の証明であり、松井遥南さんの身体能力の高さを物語っています。
球技全般が得意で、特にバスケットボールやバレーボールは好きだったものの、興味深いことにサッカーだけは苦手だったというエピソードもあります。
このような率直な一面も、彼女の親しみやすい人柄を表していると感じます。
東京成徳大学高校(推)時代に芸能界入り
高校については公式発表はありませんが、東京成徳大学高校に通っていた可能性が高いとされています。
この推測の根拠として、バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演した際の制服が、東京成徳大学高校のものと一致していたことが挙げられています。
画像引用元:制服ショップ摩天楼
高校時代も引き続きバスケットボール部に所属していました。
東京成徳大学高校は女子バスケットボール部が強豪として知られており、松井遥南さんの実力にも合致していたのでしょう。
しかし、高校2年生の夏に人生を変える出来事が起こります。
17歳の時、母親とバーベキューを楽しんでいた際に、前所属事務所の社員からスカウトされたのです。
この偶然の出会いが、彼女の芸能界入りのきっかけとなりました。
スカウトをきっかけにモデルとしてのキャリアをスタートさせた松井遥南さんは、芸能活動が忙しくなるにつれてバスケットボール部を退部することになりました。
部活動と芸能活動の両立は困難だったのでしょうが、新たな道への第一歩を踏み出した瞬間でもありました。
大学進学はせず芸能活動に専念
この投稿をInstagramで見る
松井遥南さんは高校卒業後、大学には進学していません。
芸能活動が忙しくなったため、大学には行かずに芸能活動に専念する道を選択したのです。
実際、インタビューやメディア報道でも大学について語られたことはなく、SNSやニュースでも「女子大生」と報じられたことがありません。
このことからも、大学進学をしなかったことが分かります。
この選択は、芸能界での活動に本格的に取り組む意思の表れでもあります。
多くの芸能人が大学と芸能活動を両立する中、松井遥南さんは芸能活動一本に絞ったのです。
結果的に、この選択は正しかったと言えるでしょう。
現在の活躍を見れば、芸能活動に専念することで得られた経験や成長が、彼女のキャリアに大きく貢献していることが分かります。
松井遥南のデビューから現在までの経歴
この投稿をInstagramで見る
松井遥南さんの芸能界でのキャリアは、高校時代の偶然のスカウトから始まりました。
その後、モデルとして着実に実績を重ね、現在は女優としても活動の幅を広げています。
2017年の高校2年生の夏、17歳の時に運命的な出会いが訪れました。
母親とバーベキューを楽しんでいた際、前所属事務所の社員からスカウトされたのです。
173cmという恵まれたスタイルと美貌が目に留まったのでしょう。
モデルとしてデビュー後は、その実力を着実に証明していきました。
ドルチェ&ガッバーナのファッションショーやヨウジヤマモトのシーズンビジュアルモデルなど、一流ブランドの仕事を手がけています。
また、サマンサタバサの広告ビジュアルをはじめ、CHANEL、Honda、Onitsuka Tiger、New Balance、The North Face、Zoff、H&M、Hyundai KONA、Snidel Beauty、SUQQUなど、多岐にわたるブランドのモデルとして起用されました。
これらの実績は、松井稼頭央さんの娘という立場を超えて、モデルとしての実力が認められた証拠でしょう。
2024年1月には大手芸能事務所「トップコート」に移籍し、本格的に女優としての活動を開始しました。
トップコートには菅田将暉さん、松坂桃李さん、木村佳乃さん、清野菜名さんなどが所属しており、松井遥南さんは憧れの人として清野菜名さんを挙げています。
女優としての初主演は、2024年のミラー怜監督、河瀨直美エグゼクティブ・ディレクターによる短編映画『Muffin’s Law』でした。
河瀨直美監督からは「英語もできて、演技もできる。これから先、日本映画の新しい扉を開いてくれる可能性がたくさんある」と大きな期待を寄せられています。
2025年3月には、福本莉子さんとジェシーさん(SixTONES)が主演する映画『お嬢と番犬くん』で長編映画デビューを果たしました。
この作品では香音さんとのコンビが「演技力高い!」と高評価を受けており、女優としての実力も着実に向上していることが分かります。
現在は「お父さんよりも有名になる!」と公言するなど、高い向上心を持って活動を続けています。
憧れの清野菜名さんのようにアクションもこなせる女優を目指しており、殺陣やアクションのレッスンも受けているそうです。
日曜劇場「19番目のカルテ」に初出演
この投稿をInstagramで見る
松井遥南さんにとって大きな転機となるのが、2025年7月13日から放送開始のTBS日曜劇場「19番目のカルテ」への出演です。
これは彼女にとって初の日曜劇場出演となる記念すべき作品となります。
「19番目のカルテ」は、現代日本の医療制度に新たな視点を提示するヒューマン医療エンターテインメントです。
現在の日本の医療は18の専門分野に細分化されていますが、複雑な症状を抱える患者がどの診療科にかかればいいか分からない問題があります。
このドラマは、そうした課題の解決策として注目される「総合診療科」という19番目の新領域を舞台としています。
主人公の徳重晃役を松本潤さんが演じ、「病ではなく、人を診る」というコンセプトのもと、患者の生き方にも寄り添う新しい形の医療ドラマとなっています。
松井遥南さんは、魚虎総合病院で働く若手看護師・瀬戸舞子役を演じます。
看護師3年目の若手でありながら、冷静でテキパキと仕事をこなし、周りの医師や看護師からも頼りにされる存在として描かれる予定です。
共演者には、松本潤さんをはじめ、小芝風花さん、新田真剣佑さん、ファーストサマーウイカさん、清水尋也さん、岡崎体育さん、池谷のぶえさん、本多力さんなど、豪華で実力派のキャストが集結しています。
この作品は、松本潤さんにとってキャリア30年目で初の医師役への挑戦であり、7年ぶりの日曜劇場復帰作品としても注目を集めています。
松井遥南さんにとっても、大舞台での演技が試される重要な作品となるでしょう。
昨年俳優デビューした新星として、この日曜劇場での演技がどのように評価されるか、非常に楽しみです。
父・松井稼頭央との関係は?
松井遥南さんと父親の松井稼頭央さんとの関係は、非常に温かく良好な親子関係として知られています。
お互いへの深い愛情と信頼に基づいた理想的な父娘関係を築いていることが、様々なエピソードから分かります。
親子関係は良好
松井遥南さんと松井稼頭央さんは、本当に仲の良い親子として有名です。
家族揃って食事をしたり、父の日にプレゼントを贈ったりと、温かい家族の絆を大切にしています。
松井遥南さんは定期的にSNSで父親への愛情を表現しており、その投稿からも親子の仲の良さが伝わってきます。
「ぱぱだいすき」とコメントして稼頭央さんに笑顔で抱き付く2ショットを披露したり、「Happy Father’s Day I love you daddy」と記して幼少期の写真を公開するなど、父親への深い愛情を公に示しています。
このようなオープンな愛情表現は、親子関係が健全で信頼に満ちていることの表れでしょう。
多くの人が感動するような、理想的な父娘関係を築いていると感じます。
『踊る!さんま御殿!!』での親子共演
この投稿をInstagramで見る
2025年6月10日、松井遥南さんと松井稼頭央さんは日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』でテレビ初共演を果たしました。
この日は「有名人パパたちのお悩み相談会」という企画で、父の日が間近ということもあり、親子の絆を披露する貴重な機会となりました。
番組出演前、松井遥南さんはInstagramを更新し、父親との2ショットを添えて思いを綴っています。
「踊る!さんま御殿!!にお父さんと出演させていただきます!小さい頃のお父さんとの写真も♡もうすぐ HAPPY FATHERS DAY!!いつもTHANK YOU DADDY!!!I LOOOVE YOUUU!!!」と、父親への感謝と愛情を表現していました。
この投稿からも分かるように、松井遥南さんは父親との共演を心から楽しみにしていたのです。
親子でテレビ出演するという特別な経験を、素直に喜んでいる様子が微笑ましく感じられます。
印象的な親子のエピソード
番組で最も話題となったのは、父娘の入浴に関するエピソードでした。
明石家さんまさんに「一緒にお風呂に入るのはいくつまで?」と聞かれた際、松井遥南さんは「多分、小5まででした」と答えました。
さらに印象的だったのは、松井稼頭央さんが語った水着での入浴エピソードです。
「ちょうど5年生で入らなくなったのが…。家内が『パパと一緒にお風呂入ったら?』って言ったんですよ。娘が『ちょっと待ってて』って言って戻ってきたら水着で入ってきたんですよ。それで、もうないんだと思いました」と振り返りました。
このエピソードは、父娘の関係性の自然な変化を表す心温まる話として、多くの視聴者に感動を与えました。
成長する娘への父親の複雑な心境と、父親への配慮を示す娘の優しさが表れている素晴らしいエピソードだと思います。
また、さんまさんに「(彼氏を)紹介したことは?」と聞かれた松井遥南さんは「過去にはあります」と即答しました。
松井稼頭央さんも「(会う前に)やっぱりイメージするじゃないですか。どういう子なんかな?とか。どういう性格の子なんかな?って。ちょっと良かったら、この子、めっちゃええ子やみたいな」と、娘の交際相手に対する父親らしい複雑な心境を明かしました。
こうしたオープンな関係性は、お互いを信頼し、何でも話し合える健全な親子関係の証拠でしょう。
まとめ
以上が、松井稼頭央さんの娘・松井遥南さんについて、学歴から現在の活動まで詳しく紹介してきました。最後に簡単にポイントをまとめたいと思います。
- 幼少期のアメリカ生活で培ったネイティブレベルの英語力
- 173cmの恵まれたスタイルと父親譲りの優れた運動神経
- 中学時代にバスケットボールで関東大会出場の実績
- 高校時代のスカウトをきっかけとした芸能界入り
- 大学進学せず芸能活動に専念する強い意志
- 一流ブランドでのモデル活動から女優への転身
- 日曜劇場「19番目のカルテ」での注目の演技
松井遥南さんの学歴を振り返ると、国際的な環境で育った経験が現在の活躍に大きく影響していることが分かります。東京成徳大学中学校・高校時代のバスケットボール部での活動は、彼女の運動能力の高さを証明しており、これも現在のアクション女優を目指す姿勢につながっています。
大学進学をせずに芸能活動に専念した選択も、結果的に正しかったと言えるでしょう。
モデルとしての華々しい実績から女優への転身まで、着実にキャリアを積み重ねてきた姿勢は素晴らしいものです。
特に印象的なのは、父親である松井稼頭央さんとの温かい親子関係です。
『踊る!さんま御殿!!』での共演エピソードは、多くの人に感動を与えました。親の知名度に頼ることなく、自らの実力で道を切り開こうとする姿勢も評価できます。
今後、日曜劇場「19番目のカルテ」での演技がどのように評価されるか、非常に楽しみです。
「お父さんよりも有名になる!」という目標に向かって、ますます活躍の場を広げていく松井遥南さんから目が離せません。
バイリンガルという強みを活かした国際的な活動や、アクション女優としての成長にも期待が高まります。