日本人メジャーリーガーとして数々の記録を塗り替えてきたイチローさん。
2019年の引退から5年が経っていますが、現在のイチローさんはどれぐらいの収入があるのか?気になる方も多いのではないでしょうか?
2024年現在のイチローさんの年収は約8億円です。
この記事ではイチローさんの年収の内訳や今の仕事、総資産がどれぐらいあるのかについて詳しく解説してきたいと思います。
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イチローさんの現在の収入源は?
イチローさんの現在の仕事はマリナーズで「会長付特別補佐兼インストラクター」としての仕事とCM出演がメインになっています。
その他に現役時代での契約による年俸や事業などを行っており収入源はいくつかあるようですので、詳しく見ていきたいと思います。
マリナーズでの「会長付特別補佐兼インストラクター」としての収入
画像引用元:NEWSポストセブン
イチローさんは現在、「会長付特別補佐兼インストラクター」としてシアトル・マリナーズに在籍しています。
このイチローさんに与えられている長い名前の役職ですが、主な仕事としてはマリナーズの選手の指導から傘下のAAAタコマ・レニアーズの選手にも指導をしているようです。
マリナーズでの選手指導をはじめ、傘下のAAAタコマ・レイニアーズでも外野守備・走塁の指導や打撃コーチ補佐、GMのサポートといった職務も任されることとなった。
引用:Wikipedia
報酬の契約内容については公表されていませんが、一般的なメジャーの相場が4,000万円ほどといわれており、松井秀喜さんがヤンキースから得ているコーチとしての報酬がおおよそ5,000万円ぐらいではないかとの予測から、イチローさんは8,000万円ぐらい貰っているのではないかと言われています。
また3年前からイチローさんはシーズンオフに日本の高校を訪問し高校生の指導をしておりますが、こちらについては恐らく無償で行っているのではないかと思われます。
CM出演での収入
画像引用元:山陰中央新報デジタル
2024年現在、イチローさんは7本のCMに出演しています。
- コナミ
- アサヒスーパードライ
- ユニクロ
- SMBC日興証券
- セブン-イレブン・ジャパン
- NTT西日本
- ユンケル
出演料は、引退以前の2018年は1本年間5,000万円でしたが、引退発表後の2019年には7500万円ぐらいになっているのではないかと言われています。
現在はさらに上がって1億円ぐらいになっている可能性はありますね。
「日本での引退試合で、あれだけ世間の注目を集めた。引退後、年間5000万円だったCM契約料が、ご祝儀でさらに上がることは必然でしょう」(広告代理店関係者)
仮に1契約当たり7,500万円とした場合、7本のCMに出演していますので、CM出演料で年間5億2,500万円ぐらいの収入があるのではないかいと推測します。
引退後の年棒払い分について
イチローさんは2007年7月にマリナーズと2度目の契約延長を行った際に、5年総額9,000万ドルの内、毎年500万ドルの総額2,500万ドルを引退後払いの契約としています。
5年総額9000万ドルの契約ですので、年棒1,800万ドルの内1,300万ドルを年俸として毎年受け取り、残り500万ドルについては引退後の後払いとなる契約となっています。
後払い分500万ドル×5年分の総額2,500万ドルについては2032年までの20年間、イチローさんが59歳になるまで受け取り続ける仕組みになっています。更に金利として年5.5%も加算されます。
現在(2024年7月)のレートで総額約40億円となり、20年間毎年2億円を受け取っている計算となりますが、これに金利が加わりますので毎年2億円以上受け取っているのではないかと思います。
2007年7月にはマリナーズと2度目の契約延長をするが、5年総額9000万ドル(約96億円3000万円)のうち、毎年500万ドル(約5億4000万円)、総額2500万ドル(約26億7500万円)に5.5%の利子を乗じた額が引退後に後払いで支払われる。
更にイチローさんはメジャーで10シーズン以上フルでメジャー登録をしておりますので、メジャーの年金をフルに受け取ることができます。
メジャーの年金制度は62歳から毎年その選手が死亡するまでの間、満額で年20万ドルを受け取る事ができます。
59歳で後払い年俸分が終了しても、3年後の62歳からは毎年20万ドル、現在のレートで約3,200万円ほどの年金を受け取る予定となっています。
イチローさんの老後は安泰ですね!!
メジャーの年金は10シーズン、フルにメジャー登録をして働いた選手に満額が支払われるものです。マイナー扱いの期間は除外されます。逆にDL(故障者リスト)に入っていても、その間はメジャー登録ではあるのでカウントされます。
満額は、前述のように多少の前後はありますが年間20万ドルを超えるくらいです。現在のレートですと、約2200~2300万円が62歳から毎年、その選手が死去するまで支払われる生涯年金です。
その他の収入
イチローさんは、アメリカに資産管理会社として「IYIコーポレーション」を設立し、不動産投資などを行っています。さらに神戸にも「IYIジャパン」という別会社も作っており、投資事業も好調だと言われています。
ちなみに会社名「IYI」の由来ですが、I=イチロー、Y=弓子夫人、I=一弓(いっきゅう、愛犬の名前)
の頭文字だそうです。
こちらについては公表されていないため、どれぐらいの投資収益が出ているのか全く分かりませんが、イチローさんと弓子さんの方でうまく資産運用されいることでしょう!
2005年、夫妻は莫大な資金を管理する会社「IYI」を設立。その会社名義で、米国内の投資用物件を次々に購入。さらには、いまやセレブ御用達となっている「eN Salon」というエステサロンのオーナーでもある。管理するだけでなく、資金を増やすことに成功。その会社を実質まかされているのが、夫人というわけだ。
イチローさんの現在の年収は8億円超
画像引用元:SPAIA
2023年現在のイチローさんの総年収ですが、すべての収入を合計しますと、
- マリナーズでの収入:約8,000万円
- CM出演料:約5億2,500万円
- 後払い年棒:約2億円以上
- IYI投資会社:不明
イチローさんは年間で8億500万円以上の年収があると思われます。
但し、投資会社の収入やCM出演料についてももう少し高い可能性がありますので、8億500万円は最低予想額であると思います。
イチローさんの総資産額は約191億円
米デジタルラジオ局の「ラジオ.com」が2021年現在で発表した「MLBプレーヤートップ10」でイチローさんは3位にランクインしました。
イチローさんは27歳でMLBにやってきて、2001年にア・リーグの新人王とMVPの同時受賞、そしてMLBの19年間で3,089本のヒットを放っており、生涯獲得年棒は1億8,000万ドル(約192億円)とされています。
1位 アレックス・ロドリゲス 純資産:3億5000万ドル(約373億円) 2位 デレク・ジーター 純資産:2億ドル(約213億円) 3位 イチロー・スズキ 純資産:1億8000万ドル(約192億円) 4位 アルバート・プホルス 純資産:1億7000万ドル(約181億円) 5位 ミゲル・カブレラ 純資産:1億2500万ドル(約133億円) 6位 ザック・グリンキー 純資産:1億2000万ドル(約128億円) 6位 ライアン・ハワード 純資産:1億2000万ドル(128億円) 8位 チッパー・ジョーンズ 純資産:1億1000万ドル(約117億円) 8位 ジョーイ・ボット 純資産:1億1000万ドル(約117億円) 10位 マニー・ラミレス 純資産:1億1000万ドル(約117億円) |
引用:https://full-count.jp/2021/02/27/post1055168/
こちらはMLBだけの総収入となりますので、日本では約20億円を稼いでいますので、生涯獲得年俸は200億円超となります。
イチローさんの現在の住まいは?
イチローさんは現在、マリナーズの本拠地であるシアトルで生活しているようです。
メディアでもよく弓子夫人とともにシアトルの自宅で過ごす姿が報じられています。
また、イチローさんはシーズンオフに帰国した際にはオリックスの本拠地である神戸と実家の愛知県で過ごしています。
神戸と愛知の方にも自宅を持っているのではないかと言われていますが、詳細については公表されていませんので、確かではありません。もしかするとホテル暮らしをしているかもしれませんね。
まとめ
以上が、イチローさんの2024年現在の年収の内訳について詳しく説明してきました。最後に簡単にまとめてみます。
- マリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」としての収入は約8,000万円
- CM出演料は7本合計約5億2,500万円
- 引退後の年俸払い契約分は年間約2億円以上
- イチローさんの現在の年収は約8億円以上
- イチローさんの総資産額は約200億円
現役引退後もコンスタントに年間8億円超の収入があり、62歳以降はMLBからの年金が支給、その他投資会社での運用と完璧な人生プラン設計ができていますね。さすがはイチローさんです!