読売ジャイアンツから海を渡った岡本和真選手が、トロント・ブルージェイズと契約を結びました。
2026年の年俸は約11億円となっており、4年総額では驚きの約94億円に達します。
この契約によって、読売ジャイアンツには譲渡金として約17億円が支払われる予定です。
今回は岡本和真選手とブルージェイズの契約内容について、詳しく紹介していきます。
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【2026年】岡本和真の年俸は約11億円
画像引用元:スポニチSponichiAnnex
岡本和真選手のメジャーリーグ1年目となる2026年シーズンの年俸は、700万ドル、日本円で約11億円となります。
巨人時代の最終年俸が推定5億4000万円だったことを考えると、約2倍の年俸となっており、メジャー市場での評価の高さがうかがえますね。
この初年度年俸には、別途契約金として500万ドル(約7億9000万円)が上乗せされます。
そのため、2026年シーズンに岡本和真選手が受け取る総額は1200万ドル、日本円換算で約18億6000万円となる計算です。
NPB時代と比べて大幅な収入増となっており、岡本和真選手の実力が正当に評価された結果と言えるでしょう。
興味深いのは、この年俸設定が「バックロード型」と呼ばれる契約構造になっている点です。
初年度の年俸を抑えめに設定し、2年目以降に高額な年俸を設定する形態を取っています。
これにより球団側は初年度の給与総額を抑制できる一方で、選手側は長期的に高額報酬を確保できるというメリットがあります。
岡本和真とブルージェイズの契約内容
岡本和真選手とトロント・ブルージェイズが合意した契約は、4年総額6000万ドル(約94億円)という大型契約となりました。
複数の契約要素が組み合わさっており、選手と球団の双方にとってメリットのある内容になっています。
基本契約と年俸内訳
契約期間は4年間で、総額6000万ドルとなっています。具体的な内訳は以下の通りです。
| 年度 | 契約金 | 年俸 | 年間受取総額 |
|---|---|---|---|
| 2026年 (1年目) |
500万ドル (約7億9000万円) |
700万ドル (約11億円) |
1200万ドル (約18億6000万円) |
| 2027年 (2年目) |
1600万ドル (約25億円) |
1600万ドル (約25億円) |
|
| 2028年 (3年目) |
1600万ドル (約25億円) |
1600万ドル (約25億円) |
|
| 2029年 (4年目) |
1600万ドル (約25億円) |
1600万ドル (約25億円) |
|
| 合計 | 500万ドル | 5500万ドル | 6000万ドル(約94億円) |
この表から分かるように、契約金500万ドル(約7億9000万円)は初年度に一括で支払われます。
年俸については、2026年が700万ドル(約11億円)、そして2027年から2029年までの3年間は各年1600万ドル(約25億円)という構成です。
これは典型的なバックロード契約の形態で、初年度を抑えて後年に比重を置く設計となっています。
年平均にすると1500万ドル(約23億円)となり、メジャーリーグの一線級打者として十分な評価を受けていることが分かりますね。
巨人時代の最終年俸が約5億4000万円だったことを考えると、2027年以降の年俸は日本時代の約4.6倍にも達します。
これだけの高額契約を勝ち取ったことは、岡本和真選手のパワーだけでなく、バットコントロールや守備力といった総合的な能力が評価された証拠と言えるでしょう。
出来高(インセンティブ)
現時点で公開されている契約情報を見る限り、特別な出来高条項やインセンティブに関する記載は確認できません。
成績連動型のボーナスや、特定の成績達成時の追加報酬といった条項は含まれていないようです。
これは契約金と固定年俸のみで構成されたシンプルな契約形態と言えます。
同時期にメジャー移籍した他の日本人選手の中には、インセンティブを含む複雑な契約を結んだケースもありましたが、岡本和真選手の契約は分かりやすい構造になっているのが特徴です。
インセンティブ条項がないということは、成績に関わらず契約通りの年俸が保証されるということです。
選手にとっては安定した収入が見込める一方、球団側から見れば岡本和真選手の実力を信頼し、固定報酬で契約する価値があると判断したことを意味しています。
オプトアウト条項
この契約で最も注目すべき点の一つが、オプトアウト条項が含まれていないことです。
オプトアウト条項とは、選手側が契約期間の途中で契約を破棄し、FA市場に出る権利を指します。
近年の大型契約では頻繁に見られる条項ですが、岡本和真選手の契約には盛り込まれませんでした。
これは非常に重要な意味を持ちます。
選手側にオプトアウト権がないということは、たとえ1年目や2年目に素晴らしい成績を残しても、契約期間中は他球団に移籍できないということです。
逆に球団側も、契約期間中に岡本和真選手を手放すことはできません。
つまり、選手と球団が4年間しっかりと契約を履行することを前提とした、相互に信頼関係のある契約内容となっているのです。
これは単なる「お試し期間」ではなく、本格的な長期プロジェクトとして岡本和真選手を迎え入れるブルージェイズの姿勢が表れていると感じます。
岡本和真のメリットは?
オプトアウト条項のない4年契約は、岡本和真選手にとって大きなメリットをもたらします。
最大の利点は、プレー環境の安定性です。
4年間の契約が完全に保証されているため、初年度から結果を出すことに焦る必要がありません。
メジャーリーグの環境、ボールの違い、投手のレベルなど、様々な要素に時間をかけて適応できる余裕があります。
また、長期的な視点でキャリアを形成できる点も見逃せません。
仮にスタートで躓いたとしても、球団からの信頼を基に自身のパフォーマンスを段階的に向上させていけます。
1年契約や短期契約では味わえない、心理的な安心感は計り知れない価値があるでしょう。
さらに、2年目以降は各年1600万ドルという高額年俸が保証されています。
初年度に大活躍してもオプトアウトできないというデメリットはありますが、確実に4年間で6000万ドルという巨額を手にできることは、リスク回避の観点から見ても賢明な選択と言えます。
ブルージェイズのメリットは?
球団側にとっても、オプトアウト条項のない契約には大きなメリットがあります。
まず、戦力構想を長期的に立てやすくなる点が挙げられます。
4年間にわたって中軸打者として岡本和真選手を計算できるため、チーム編成や補強戦略を明確に描くことが可能です。
特にブルージェイズは世界一を目指して積極補強を展開しており、核となる選手が長期間在籍することは非常に重要な要素となります。
また、最大のリスク回避ができる点も見逃せません。
もし岡本和真選手が1年目や2年目に大活躍した場合、オプトアウト条項があれば選手がFA市場に流出してしまう可能性があります。
しかしこの契約ではその心配がなく、4年間確実に岡本和真選手をチームに留めておけるのです。
ブルージェイズが岡本和真選手の能力を高く評価し、初年度から戦力として期待していることがこの契約内容から伝わってきます。
相互に4年計画で成功を目指すという強い決意が感じられる契約と言えるでしょう。
巨人が受け取る譲渡金は約17億円
画像引用元:デイリー
読売ジャイアンツは、岡本和真選手のメジャー移籍に伴い、ポスティングシステムの規定に基づいて譲渡金を受け取ります。
その金額は1087万5000ドル、日本円で約17億円となります。
この譲渡金は、MLBと日本野球機構(NPB)間で締結されているポスティングシステムの協定に基づいて算出されています。
契約総額の一定割合が日本球団に支払われる仕組みで、岡本和真選手の契約総額6000万ドルから算出された結果が約17億円という金額です。
ブルージェイズから見ると、選手への契約金と年俸6000万ドルに加えて、巨人への譲渡金1087万5000ドルも負担することになります。
つまり、岡本和真選手獲得にかかる総コストは7087万5000ドル(約111億円)に達する計算です。
それでもこの投資を決断したということは、ブルージェイズが岡本和真選手に大きな期待を寄せている証拠と言えます。
同時期にポスティングでメジャー移籍した村上宗隆選手の譲渡金が約10億円だったことと比較すると、岡本和真選手の譲渡金はそれを大きく上回っています。
契約総額の差がそのまま譲渡金にも反映された形です。
巨人にとって、この約17億円は主力選手を失う代償として受け取る重要な資金となります。
岡本和真選手は2014年ドラフト1位で入団した生え抜き選手であり、長年チームの中心として活躍してきました。
ポスティングによる移籍は巨人の野手では初めてのケースとなり、歴史的な出来事と言えるでしょう。
この資金を今後の補強や育成投資に活用することで、チーム強化につなげていくことが期待されます。
まとめ
岡本和真選手のトロント・ブルージェイズとの契約は、4年総額6000万ドル(約94億円)という大型契約となりました。
2026年の年俸は約11億円で、2年目以降は各年約25億円に跳ね上がるバックロード型の契約です。
オプトアウト条項がないため、選手と球団が4年間しっかりと契約を履行する形となっており、双方にとってメリットのある内容と言えます。
読売ジャイアンツには約17億円の譲渡金が支払われ、日本球界にとっても大きな意味を持つ移籍となりました。








