田中将大の最新の年収は約10億円!年俸推移や成績を紹介!生涯年俸は185億円!

田中将大 年俸推移

プロ野球界に衝撃が走った田中将大選手の楽天退団

2024年シーズンは右肘手術の影響により1試合の登板に終わり、球団から提示された大幅な減額提示を受け入れることなく、新天地を探す決断を下しました。

「神の子」と呼ばれた田中将大選手は、日本プロ野球で圧倒的な成績を残し、メジャーリーグでも実力を発揮。

2021年の日本復帰後は思うような結果を残せませんでしたが、日米通算200勝まであと3勝という大記録に挑戦します。

プロ野球選手として輝かしい実績を持つ田中将大選手の最新年収や年俸推移、さらには生涯年俸について、様々な角度から詳しく解説していきましょう。

田中将大が楽天を退団!

田中将大選手は2024年11月24日、自身のYouTubeチャンネルで楽天からの退団を発表しました。

2024年シーズンは右肘手術の影響で1試合しか登板できず、球団から提示された年俸が現行の2億6000万円から大幅な減額となる5000万円だったことが、退団の大きな要因となりました。

退団の背景には、単なる年俸の問題だけでなく、複数の要因が絡んでいると言われています。

登板機会の減少や、球団内での立ち位置の変化なども影響したとされ、36歳という年齢でありながら、新天地での再起を期して決断を下しました。

プロ18年目で初めて勝ち星がなかったシーズンとなりましたが、田中将大選手の野球に対する情熱は依然として強く、日米通算200勝達成への意欲を見せています。

【2024年】田中将大の年収は?

田中将大画像引用元:full-Count

田中将大選手の収入源は、野球選手としての年俸だけでなく、多岐にわたります。

スポンサー契約やメディア出演、SNSでの活動など、様々な収入源から構成される年収について詳しく見ていきましょう。

田中将大の2024年の年俸額

2024年シーズンの田中将大選手の年俸は2億6000万円でした。

これは前年の4億7500万円から大幅な減額となっています。

出来高払いの契約も結ばれており、総額1億円以上程度の出来高払いが提示されていたとみられています。

しかし、シーズン中の登板がわずか1試合にとどまったため、出来高部分の達成は難しい状況でした。

球団からの来季の提示額は5000万円と、さらなる大幅減額となることが判明。

野球協約第92条に定められている減額制限を超える提示であったため、田中将大選手は契約更改に応じることなく、退団を決断することとなりました。

田中将大のスポンサー収入

田中将大選手は多くの企業とスポンサー契約を結んでおり、大塚製薬「オロナミンC」やキリンビール「本麒麟」、楽天グループの楽天モバイル、フジ・コーポレーションなど、多数のCMに出演しています。

過去のデータによると、2018年時点でのスポンサー収入は約100万ドル(約1億1000万円)で、最高時には年間25億円規模のスポンサー収入があったとされています。

2024年も相当な額のスポンサー収入があると推測されますが、怪我の影響による出場機会の減少や、成績不振の影響で、過去と比べると減少している可能性も指摘されています。

ただし、田中将大選手の知名度と影響力は依然として高く、スポンサー収入は安定的に確保できているとみられています。

田中将大のその他の収入

SNSでの影響力も無視できません。

YouTubeチャンネルの登録者数は22.6万人、Twitterのフォロワーは171.6万人、Instagramのフォロワーは52.9万人を抱えています。

これらのプラットフォームからの収入に加え、メディア出演料や執筆活動なども重要な収入源となっています。

特に、田中将大選手と妻の里田まいさんは、芸能人夫婦のCM高額ギャラランキングで1位を獲得したこともあり、1億円を稼いだとされています。

このように、野球選手としての活動以外でも、多様な収入源を確保しています。

田中将大の2024年の年収額

基本年俸2億6000万円に加え、スポンサー収入、SNS収入、メディア出演料などを合わせると、2024年の推定総年収は10億円前後になると考えられます。

ただし、怪我の影響による出場機会の減少で、前年と比べて減少している可能性があります。

田中将大選手の収入構造は、野球選手としての実績に基づく年俸と、メディアやスポンサー関連の収入がバランスよく組み合わさっており、安定した収入基盤を築いているといえます。

田中将大の年俸推移

田中将大選手の年俸は、その時々の活躍と市場価値を反映して大きく変動してきました。

時期ごとに詳しく見ていきましょう。

楽天時代(2007年~2013年)

田中将大画像引用元:Sportiva

年齢 年俸額 備考
2007年 18歳 1,500万円 契約金1億円、入団時
2008年 19歳 6,000万円 新人王獲得後の更改
2009年 20歳 9,500万円 WBC日本代表選出
2010年 21歳 1億8,000万円 2ケタ勝利で大幅増額
2011年 22歳 2億円 最優秀防御率、最多勝、沢村賞獲得
2012年 23歳 3億2,000万円 過去最高額を更新
2013年 24歳 4億円 24勝0敗の記録達成シーズン

田中将大選手の楽天イーグルス1期目(2007年~2013年)は、まさに「神の子」の異名にふさわしい輝かしい成績を残しました。

2007年、18歳でプロ入りすると、初年度から11勝を挙げて新人王を獲得。翌2008年には北京オリンピックに出場し、国際舞台での経験も積みました。

2009年には第2回WBCの日本代表に選出され、国際大会での活躍も見せます。2011年シーズンには19勝を挙げ、最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得

さらに沢村賞も受賞し、名実ともにリーグを代表する投手となりました。

そして2013年、伝説となる24勝0敗のシーズンを達成。

開幕から24連勝という日本プロ野球新記録を樹立し、防御率1.27という圧倒的な成績で、最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得。さらに沢村賞とMVPも受賞しました。

この年、田中将大選手は楽天を球団創設以来初のパ・リーグ優勝に導き、日本シリーズでも巨人を破って日本一に貢献

この圧倒的な活躍を受け、2013年オフにポスティングシステムを利用してニューヨーク・ヤンキースへ移籍することとなります。

7年間の楽天1期目は、年俸が1,500万円からスタートし、毎年着実に上昇。最終的には4億円という、当時の日本人投手としては極めて高額な年俸にまで到達しました。

これは田中将大選手の実力と価値を如実に示す推移といえるでしょう。

MLB時代(2014年~2020年)

田中将大画像引用元:full-Count

年齢 年俸額(ドル) 年俸額(円換算※) 備考
2014年 25歳 $2,200万 約23億1,000万円 契約金1,300万ドル含む
2015年 26歳 $2,200万 約23億1,000万円 オールスター選出
2016年 27歳 $2,200万 約23億1,000万円 14勝4敗、防御率3.07
2017年 28歳 $2,200万 約23億1,000万円 13勝12敗、WS進出
2018年 29歳 $2,200万 約23億1,000万円 12勝6敗、防御率3.75
2019年 30歳 $2,200万 約23億1,000万円 11勝9敗、開幕投手
2020年 31歳 $851万 約8億9,355万円 コロナ禍で短縮シーズン

※円換算は渡米時の1ドル=105円で概算

田中将大選手のメジャーリーグでの7年間は、安定感のある投球で確かな実績を残しました。

2014年、ニューヨーク・ヤンキースと7年総額1億5500万ドルという大型契約を結んで渡米。

契約には毎年の基本年俸に加え、契約金1,300万ドルが含まれていました。

デビューイヤーの2014年は、4月4日のブルージェイズ戦でメジャー初勝利を挙げ、日米通算100勝を達成。

開幕から6連勝を記録し、これはヤンキースの新人投手としては1950年以来64年ぶりの快挙でした。

5月14日のメッツ戦ではメジャー初完封も達成しています。

2015年にはオールスターに選出され、その実力が認められました。

2016年には14勝4敗、防御率3.07という優れた成績を残し、ヤンキースのエースとしての地位を確立。

2017年にはワールドシリーズ進出に貢献し、ポストシーズンでも存在感を示しました。

特筆すべきは、6年連続で二桁勝利を記録したことと、4度の開幕投手を務めた実績です。

最終年の2020年はコロナ禍による短縮シーズンとなりましたが、通算成績は78勝46敗、防御率3.74という安定した数字を残しました。

ポストシーズンでの活躍も光り、通算5勝4敗、防御率3.33を記録。

2020年を除くと、ポストシーズンの防御率は1.76と極めて優秀な成績を残しています。

メジャーリーグでは、投手にとって厳しい環境の中、常にローテーションの中核として活躍し、チームの5度のプレーオフ進出に大きく貢献しました。

楽天復帰後(2021年~現在)

田中将大画像引用元:パ・リーグ.com

年齢 年俸額 備考
2021年 32歳 9億円 日本球界史上最高額で復帰
2022年 33歳 9億円 9勝を記録、200勝に王手
2023年 34歳 4億7,500万円 3勝11敗、右肩の違和感で苦戦
2024年 35歳 2億6,000万円 右肘手術の影響で1試合登板のみ

田中将大選手の楽天復帰後の4年間は、期待と現実の狭間で苦しんだ時期となりました。

2021年、日本プロ野球史上最高額となる9億円の年俸で古巣に復帰

この年は4勝9敗、防御率3.01と、勝ち星こそ少なかったものの、安定した投球を見せました。

2022年シーズンは9勝12敗、防御率3.31の成績を残し、日米通算197勝に到達。

あと3勝で日米通算200勝という大記録まであと一歩に迫りましたが、その後は怪我に悩まされることとなります。

2023年は右肩の違和感に苦しみながらも3勝11敗を記録。年俸は4億7,500万円に減額となりました。

そして2024年は右肘のクリーニング手術の影響で、シーズン終盤の1試合の登板にとどまり、プロ18年目で初めて勝ち星なしのシーズンとなりました。

復帰後の4年間で通算成績は16勝32敗

怪我の影響や年齢による体力面の課題もあり、思うような結果を残せませんでした。

そして2024年オフ、球団から提示された来季の年俸が5,000万円という大幅な減額案であったことを受け、退団を決断することとなりました。

しかし、田中将大選手は引退ではなく新天地での再起を選択

日米通算200勝達成への意欲を示しており、ヤクルトスワローズなど、複数の球団が獲得に興味を示しているとされています。

新しい環境でどのような投球を見せてくれるのか、多くのファンが注目しています。

田中将大の生涯年俸は?

田中将大画像引用元:日刊スポーツ

田中将大選手の生涯年俸を計算すると、日本プロ野球での1回目の在籍期間が約12億7000万円、MLB時代が約147億5355万円、楽天復帰後の4年間で約25億3500万円となります。

これらを合計すると、推定生涯年俸総額は約185億5855万円に達します。

この金額は、日本人投手として歴代でもトップクラスの金額であり、田中将大選手の野球選手としての価値の高さを示しています。

MLBでの大型契約が生涯年俸の大部分を占めていますが、日本での活躍も含め、常にトップレベルの年俸で契約を結んできました。

まとめ

田中将大選手の収入と実績について、以下のポイントにまとめました:

  • 2024年の基本年俸は2億6000万円で、スポンサー収入などを含めた推定総年収は10億円前後
  • 生涯年俸総額は約185億円に達し、日本人投手としてトップクラスの金額
  • MLBでは7年総額1億5500万ドルという大型契約を結び、通算78勝を挙げる
  • 日本球界では24勝0敗など、数々の記録を樹立
  • 現在は日米通算200勝まであと3勝に迫る

プロ野球選手として輝かしい実績を持つ田中将大選手は、2024年11月に楽天退団を表明し、新天地での再起を期しています。

36歳という年齢ながら、日米通算200勝達成という大記録も視野に入れており、新天地での活躍が期待されます。

年俸の推移からも分かるように、その時々の実績や市場価値によって収入は変動しますが、田中将大選手の野球界における影響力は依然として健在といえるでしょう。