野球界のスーパースター、大谷翔平選手に新たな一面が加わります。
投手と打者の二刀流で世界を魅了する彼が、今度は「作家」として活動をスタートするのです。
主人公は彼の愛犬「デコピン」(米国名:Decoy)。
この心温まる絵本プロジェクトは、2026年2月3日に米国で発売予定となっています。
注目すべきは、この絵本が単なる商業的な出版物ではないという点でしょう。
売上の一部は動物保護団体への寄付に充てられ、社会貢献活動の一環として位置づけられています。
大谷翔平選手の人柄が表れた素晴らしい取り組みですね。
日本のファンにとって気になるのは購入方法ですが、現在のところ紀伊國屋書店での予約が可能となっています。
野球以外の分野でも才能を発揮する大谷翔平選手の新たな挑戦に、世界中が注目しています。
大谷翔平&デコピンが米国で絵本になる
画像引用元:YAHOO!ニュース
ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手が、愛犬デコピンと共に児童向け絵本の世界に進出することが発表されました。
これまで野球界で数々の記録を打ち立ててきた彼の、全く新しい挑戦となります。
絵本のタイトルは『DECOY SAVES OPENING DAY』(日本語タイトル:デコイが開幕戦を救う)。
大谷翔平選手が共同著者として名を連ねる初の児童書です。
野球選手が絵本の著者になるというのは珍しいケースで、彼の多才ぶりを改めて感じさせる出来事ですね。
絵本の詳細
この絵本は、大谷翔平選手と作家のマイケル・ブランク氏による共同執筆作品です。
イラストを手がけるのは、インドネシア出身のイラストレーター、ファニー・リアム氏。
彼女の温かみのある絵柄が、デコピンと大谷翔平選手の世界観を美しく表現しています。
出版を担当するのは、世界的に有名な大手出版社ハーパーコリンズです。
全32ページのハードカバー仕様で、価格は21.99ドル(税別)に設定されています。
米国をはじめ、日本を含む8カ国での発売が予定されており、国際的な注目の高さがうかがえますね。
発売日は2026年2月3日となっており、ファンにとっては待ち遠しい日程でしょう。
高品質な作りと国際展開を考えると、この価格設定は妥当と言えるかもしれません。
物語のあらすじ
物語の主人公は、大谷翔平選手の愛犬であるデコピンです。
コーイケルホンディエという犬種の彼が、新シーズンの開幕戦で始球式という大役を任されるところから物語が始まります。
デコピンにとって、スタジアムは今まで見たことのない広大な「裏庭」のような場所。
そこには何千人もの人間の親友たちが待っています。
この設定だけで、子どもたちの想像力をかき立てる素敵な世界観が広がっていますね。
しかし、最高の一日になるはずだったその時、デコピンは家に「幸運のボール」を忘れてきてしまったことに気づきます。
始球式に間に合うように、急いでボールを取りに戻るという冒険が物語の中心となっているのです。
この物語は、2024年8月28日にドジャースタジアムで実際に行われたデコピンの始球式からインスピレーションを得ています。
背番号17のユニフォームを着て、マウンドからホームプレートの大谷翔平選手のもとへボールを運んだあの感動的なシーンが、フィクションとして新たな命を吹き込まれているのです。
絵本出版の背景と慈善活動
画像引用元:DECOY SAVES OPENING DAY
この絵本プロジェクトの根底には、大谷翔平選手の深い動物愛護への思いがあります。
出版社のハーパーコリンズによると、大谷翔平選手は動物保護団体の熱心な支援者として知られているそうです。
絵本の売上の一部は、保護犬のシェルターを運営する非営利団体(NPO)に寄付される予定となっています。
大谷翔平選手とデコピンは、この本を通じて一匹でも多くの犬が永遠の家を見つける手助けをしたいと考えているのです。素晴らしい社会貢献の精神ですね。
出版社も「ショウヘイとデコイは実際に助けを必要とする動物を支援する活動をしています」とコメントしており、このプロジェクトが単なる書籍販売を超えた意義を持っていることを強調しています。
大谷翔平選手の影響力を社会的な価値創造に活用する、理想的な取り組みと言えるでしょう。
実は、大谷翔平選手は過去にも「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」という絵本を出版し、売上の一部を日本赤十字社に寄付した実績があります。
今回の取り組みも、こうした継続的な社会貢献活動の一環として位置づけられているのです。
デコピンが実際に始球式で大成功を収めたことも、この絵本誕生の大きなきっかけとなりました。
あの日のドジャースタジアムでの華麗なボール運びが、多くの人々の心を温め、今回の物語へと発展したのです。
メディアやファンの反応は?
絵本の出版発表は、2025年7月17日に大谷翔平選手自身のインスタグラムへの投稿によって明らかにされました。
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芝生の上に置かれた絵本の見本とデコピンが並んだ写真や、デコピンがプールで泳ぐ動画などが投稿され、ファンから大きな反響を呼んだのです。
米国のメディアは、この発表に大きな驚きを示しました。
大リーグ公式サイトは「ショーヘイか、はたまたシェークスピアか」という印象的な見出しで報じています。
地元放送局KTLA5も、大谷翔平選手の飽くなき挑戦精神を称賛するコメントを発表しました。
「一体全体、大谷翔平選手にできないことはあるのか?」「本当に何でもできるということを証明しつつある」といった評価が米メディアから相次いでいます。
CNNも彼の創造性を高く評価するなど、アメリカでの反応は非常にポジティブですね。
日本のファンからは、より温かい反応が寄せられています。
「大谷翔平選手がこういう機会を設ける時って、必ず自分以外の誰かのためですよね」「知名度の理想的な使い方」といった、彼の人柄を称賛する声が目立ちました。
動物保護活動への支持も多く見られ、「デコ君のように幸せになれる動物達が多くなるといいです」「NPOに寄付されるとか流石すぎる行動力」といったコメントが寄せられています。
ファンの皆さんも、大谷翔平選手の社会貢献への取り組みを深く理解し、支持していることがよく分かりますね。
「投手、打者、作家の三刀流ですね」という声も上がっており、野球以外の分野での活動に対する驚きと感心の気持ちが表れています。
デコピンの可愛らしさについても「最高に可愛くて癒されました」「デコちゃんの絵本、早く読みたい!」といった愛情あふれるコメントが相次ぎました。
日本では紀伊國屋書店で予約可能
日本のファンにとって最も気になるのは、この絵本をどこで購入できるかという点でしょう。
現在のところ、日本国内で確実に購入できるのは紀伊國屋書店のみとなっています。
【 7階洋書 】
⚾️大谷翔平選手の愛犬デコピンが主人公の絵本🐶
2026年2月発売「Decoy Saves Opening Day」(ハーパーコリンズ社)は日本の紀伊國屋書店でご予約可能です。デコピンの英語名が Decoy なんですね。商品コードは 9780063460775 、中身は英語のみ
新宿本店の店舗予約については… pic.twitter.com/LGvPsJ5pC3— 紀伊國屋書店 新宿本店 (@KinoShinjuku) July 21, 2025
紀伊國屋書店では既に予約受付を開始しており、価格は4,237円に設定されています。
米国での定価が21.99ドル(約3,250円)であることを考えると、洋書としては妥当な価格設定と言えるでしょう。
店舗での購入に加えて、紀伊國屋書店のウェブサイトからオンライン予約も可能です。
ただし、現在販売されているのは英語版のみで、日本語翻訳版の発売予定は発表されていません。
お子さんと一緒に読む際には、英語学習のきっかけとして活用することもできそうですね。
32ページのハードカバー仕様なので、親子で楽しく英語に触れる良い機会になるかもしれません。
インターネットでの購入については、Amazon(海外サイト)、楽天市場、ハーパーコリンズ社の公式サイトなどでも予約・購入が可能となる見込みです。
ただし、これらのサイトでは定価より高くなる場合や、海外出版のため送料が高くなる可能性があります。
購入前には価格と商品情報をしっかり確認することが重要でしょう。
発売日は2026年2月3日(日本時間2月4日)となっており、まだ少し先の話ですが、確実に手に入れたい方は早めの予約がおすすめです。
今後、他の大型書店やネット書店でも取り扱いが始まる可能性がありますが、現時点では紀伊國屋書店が最も安心できる購入先と言えるでしょう。
まとめ
以上が、大谷翔平選手とデコピンの絵本『DECOY SAVES OPENING DAY』について詳しく解説してきました。最後に簡単にポイントをまとめたいと思います。
- 2026年2月3日発売の児童向け絵本:大谷翔平選手が共同著者として参加し、愛犬デコピンが主人公の心温まる物語となっている
- 社会貢献を重視した出版プロジェクト:売上の一部が動物保護団体に寄付され、保護犬のシェルター運営NPOを支援する仕組みになっている
- 日本では紀伊國屋書店で予約可能:価格は4,237円で、現在のところ確実に購入できるのは紀伊國屋書店のみとなっている
- 世界的に高い評価を獲得:米メディアからは「何でもできる」と絶賛され、日本のファンからも社会貢献活動として強く支持されている
- 実体験をもとにしたフィクション:2024年のドジャースタジアムでの始球式での成功体験が物語のインスピレーションとなっている
この絵本プロジェクトは、大谷翔平選手の影響力を動物保護という社会貢献に活用した素晴らしい取り組みです。
デコピンの愛らしいキャラクターを通じて、子どもたちに夢を与えながら動物愛護の大切さも伝えています。
2026年2月の発売を楽しみにしつつ、購入を検討されている方は紀伊國屋書店での予約をおすすめします。
この絵本プロジェクトは、大谷翔平選手の野球選手としての成功を社会的な影響力に変換し、動物保護という具体的な問題解決に貢献する素晴らしい取り組みです。
デコピンという愛らしいキャラクターを通じて、子どもたちに夢と希望を与えながら、同時に動物愛護の大切さも伝えているのですね。
野球界のスーパースターが見せる新たな一面に、世界中のファンが温かい視線を送っています。
2026年2月の発売が今から楽しみですし、一人でも多くの方がこの絵本を手に取り、大谷翔平選手とデコピンの心温まる物語を楽しんでいただければと思います。
購入を検討されている方は、ぜひ紀伊國屋書店での予約をおすすめします。