佐々木麟太郎の学力はどれぐらい?名門スタンフォード大学を選んだ理由はとは?

佐々木麟太郎 学力

佐々木麟太郎選手がアメリカの名門、スタンフォード大学に全額奨励金で進学する事が発表され話題となりましたね。

花巻東高校の監督を父に持つ佐々木麟太郎選手は、歴代最多となる高校通算140本塁打を放った強打者です。

佐々木麟太郎選手が入学予定のスタンフォード大学は、2023年に世界2位となった名門大学で、近年ではハーバード大学よりも評価が高いと言われています。

高校野球ではスラッガーとして注目を集めた佐々木麟太郎選手ですが、学力はどれぐらいなのでしょうか?

この記事では、佐々木麟太郎選手の学力や偏差値、名門スタンフォード大学を進学先に選んだ理由などについて詳しく解説していきたいと思います。

佐々木麟太郎選手のプロフィール

佐々木麟太郎選手のプロフィールについて、まずは見ていきたいと思います。

プロフィール

佐々木麟太郎画像引用元:日本經濟新聞社

  • 名前:佐々木 麟太郎(ささき りんたろう)
  • 出身地:岩手県北上市
  • 生年月日:2005年4月18日
  • 年齢:18歳(2024年2月現在)
  • 身長:183cm
  • 体重:117kg
  • 利き腕:右投左打
  • ポジション:内野手
  • 高校:花巻東高校

佐々木麟太郎選手の名前「麟太郎」の由来ですが、咸臨丸(かんりんまる)で日本で初めて太平洋を渡った、勝海舟の幼少期の名前で、父親が命名したそうです。

家族構成は妹が1人いる、4人家族です。

大谷徹画像引用元:First-Pitch

中学生の時には、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の父である大谷徹さんが監督を務める「金ケ崎リトルシニア」でプレーをしていました。

父親は花巻東高校の監督

佐々木洋画像引用元:産經新聞

佐々木麟太郎選手の父親は、花巻東高校監督の佐々木洋(ささき ひろし)さんです。

佐々木洋監督は、岩手県北上市の出身で、1975年7月25日生まれの現在48歳(2024年2月現在)です。

佐々木監督はご存じの通り、菊池雄星選手と大谷翔平選手の2人のメジャーリーガーを育てた名指導者で、2021年には日本スポーツ学会大賞を受賞しています。

佐々木麟太郎選手の学力はどれぐらい?

世界第2位の名門スタンフォード大学に入学した佐々木麟太郎選手ですが、学力の方はどれぐらいなのでしょうか?

佐々木麟太郎選手の偏差値は?

佐々木麟太郎選手の偏差値についてははっきりとした情報は公開されていませんでした。

中学・高校と成績は上位だったようですので、それなりに高い偏差値ではないかと思います。

野球でも活躍しながら、しっかりと学業もこなし文武両道の学生生活を過ごされてきたのでしょうね。

中学、高校と成績は上位。得意科目は日本史で、英語は決して得意ではないが、昨秋の部活引退後は週3、4回のペースでオンライン英会話を受講し語学向上に励んできた。情報収集することが好きで、日頃から経済ニュースに目を通すなど学ぶことを苦にしない。

引用:日刊スポーツ

英語はあまり得意ではないようですね。

スタンフォード大学のスポーツ留学の条件

スタンフォード大学のレベルを日本の偏差値に当てはめてみると、偏差値は「80」以上であると言われています。

通常、スタンフォード大学にスポーツ留学する場合の条件としては次のスコアが必要と言われています。

  • TOEF:100点以上(最高120点)
  • IELTS(アイエルツ):7.0(9点が最高)
  • Duolingo(デュオリンゴ:DET):140点(最高160点)

引用:SOLO

IELTS(アイエルツ)は日本で一般的にあまり馴染みがないと思いますが、TOEICに換算すると「870~980」と言われています。

かなり高いですね。

佐々木麟太郎選手の花巻東高校の偏差値は、

  • 特進コース:「49」程度
  • スポーツコース:「44」程度
  • 進学コース:「42」程度

となっています。

決して、世間的には高い方ではありませんが、花巻東高校の野球部から東大合格者も出ているとの報道もあったことから、文武両道な野球部、高校であることが分かります。

高校野球界の名門、花巻東(岩手)から史上初の東大生が誕生だ!

硬式野球部出身で、浪人中だった大巻将人さん(20)が10日、3度目の挑戦で東大の文科2類に合格した。

引用:日刊スポーツ

スポーツ推薦の可能性も?

名門スタンフォード大学に入るには非常に高いハードルがありますが、今回、佐々木麟太郎選手には大学側からオファーがあったという話も出ています。

スタンフォード大学はアメリカのトップ大学で唯一と言われる「スポーツ推薦」があり、スポーツも強く、学力も高い大学として有名です。

記事にもスタンフォード大学から誘いを受けたとの記載があり、スポーツ推薦枠での入学という可能性も高いのではないかと思います。

但し、いくら「スポーツ推薦」とは言えスタンフォード大学ですから、学力の低い人を推薦する事はないでしょうから、佐々木麟太郎選手の学力もある一定の水準を十分に満たしているとみて間違いないと思います。

佐々木は昨年末からスタンフォード大から誘いを受け、ビデオ通話などで関係者と連絡を取り合っていた。1月中旬には父である花巻東の佐々木洋監督とともに現地に赴き、監督ら首脳陣や選手たちと面会していた。野球部には日本人トレーナーがおり、学生マネジャーにも日本の留学経験者がいるという。

引用:日刊スポーツ

佐々木麟太郎選手がスタンフォード大学を選んだ理由とは?

佐々木麟太郎画像引用元:日テレNEWS

佐々木麟太郎選手がアメリカのスタンフォード大学を進学先として選んだ理由を次のように話しています。

日本人トレーナーや日本留学経験がある学生マネジャーの存在を挙げ「不安や心配事が一気にとれた。サポートの充実や大学の環境など、かみ合った部分が多かった」と喜びを語った。

引用:岩手日報

どんなに注目されてもまだ18歳ですから、いきなり日本を飛び出してアメリカでの生活に不安がないと言ったらウソになると思います。

そういった意味でも日本人トレーナーや日本留学経験者の存在はとても大きいでしょうね!

スタンフォード大学野球部での線番号は「3」番。

憧れの「長嶋茂雄」さんが付けた「3」番を背負い、記録と記憶に残る選手に育ってほしいですね。

世間の声は?

佐々木麟太郎選手のスタンフォード大学進学に対して、一部苦言を呈する人もいるようですが、特に若い世代からは応援のコメントが多いようです。

多様性の時代に新しい道を切り開こうとしている佐々木麟太郎選手に共感する人は多いのではないでしょうか。

新しい道を開拓する佐々木麟太郎選手

佐々木麟太郎選手のスタンフォード大学進学について、一部では否定的なコメントも目にします。

今では世界中が注目する大谷翔平選手の「二刀流」も、当初は懐疑的なコメントも見られていましたが、今やベーブルースの再来とまで言われ喝さいを受けています。

大谷翔平選手の二刀流とは形は違いますが、佐々木麟太郎選手が進む道も野球と勉強で最高峰を極めるというとても高く厳しい道のりだと思います。

成功しても失敗しても自分が進むべき道に進む希望に満ちた若い世代を応援していきたいですね。

大谷翔平選手が「どういう道に進んでも、本人が納得できればそれが素晴らしい」とコメントしていますが、まさにその通りですね!

佐々木麟太郎選手も前例のない新しい道を切り開く先駆者として期待して見守っていきたいと思います。

まとめ

以上が、佐々木麟太郎選手の学力やスタンフォード大学を選んだ理由などについて詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめたいと思います。

  • 佐々木麟太郎選手の名前は勝海舟の幼少時代の名前が由来
  • 佐々木麟太郎は中学、高校と成績は上位であった
  • スタンフォード大学を選んだ理由は日本人トレーナーや留学経験者が多くサポート体制が充実しているため

最近、MLBを中心に話題が多い野球界ですが、また違った形で佐々木麟太郎選手が新しい道に挑戦します。

今後、佐々木麟太郎選手がどのような選手に、そして人物に成長していくか楽しみですね!