慶應義塾大学4年の清原正吾さん。
23年間にわたりプロ野球で活躍し、通算525本塁打の記録を持つ清原和博さんの長男にあたります。
また、弟の清原勝児さんは、2023年の夏の甲子園で優勝した慶應義塾高校の選手であったことでも話題を呼びました。
清原正吾さんは、硬式野球部に所属し現在は4番を務めています。
しかし中学校ではバレーボール部、高校ではアメリカンフットボール部に所属していました。
父親である清原和博さんが起こした問題もあり、大変な学生生活を送ってきたと思います。
大学から野球を再開し、名門である慶應義塾大学硬式野球部で4番を務めているということは、やはり父の野球センスを受け継いでいるのでしょうか。
今回の記事では、清原正吾さんの経歴・学歴と父・清原和博の野球センスを受け継いでいるのかという点について紹介していきます。
Contents
清原正吾のプロフィール
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- 名前:清原正吾
- 生年月日:2002年8月23日
- 出身地:東京都
- 経歴:慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学
- 身長:186 cm
- 体重:90 kg
清原正吾さんは、2002年8月23日に東京都で生まれました。
父は読売ジャイアンツなどで活躍した元プロ野球選手の清原和博さん、母はモデルやアイドルとして活躍していた清原亜希さん(旧姓・木村)です。
弟の清原勝児さんは、慶應義塾高校の野球部で夏の甲子園優勝を果たし注目を集めました。
清原正吾さんは小学3年生のときにオール麻布で野球を始めます。
しかし野球は一度辞め、中学校時代はバレーボール部、高校時代にはアメリカンフットボール部に所属しました。
大学に進学後は再び野球部に入部しました。右投げ右打ちです。登録は内野手で、主に一塁手を務めています。
清原正吾の学歴・経歴
清原正吾さんは、幼稚舎から大学まで慶應のいわゆる本物の慶應ボーイです。
どのような学生生活を送ってきたのか紹介していきます。
慶應義塾幼稚舎
清原正吾さんは慶應義塾幼稚舎に通っていました。
慶應義塾幼稚舎は日本で最も古い私立小学校の一つで、2023年度の入学倍率は男子で約10倍、女子で約13倍という超難関校です。
慶應義塾幼稚舎出身の有名人には、石原良純さんや嵐の櫻井翔さん、ONE OK ROCKのTakaさんなどがいます。有名人の子供が通うイメージがありますね。
清原正吾さんは、小学3年生からオール麻生に入団し野球を始めました。
オール麻生は東京都港区の少年野球チームです。
二塁手を務め、主力としてチームを引っ張っていたそうです。
少年野球チーム「オール麻布」では小学6年まで一緒にプレーし、清原が二塁手、福住が遊撃手として二遊間でコンビを組み、主力としてチームを引っ張った。
引用:毎日新聞
慶應義塾普通部
中学で慶應義塾普通部に進んだ清原正吾さんは、友人の紹介でバレーボール部に所属しました。
小学校では、主力として活躍するほど野球の実力もあった清原正吾さんですが、どうして中学では野球ではなく、バレーボールを選んだのでしょうか。
一つは、大スターの長男という重圧から目を背けたかったからだそうです。
父親が有名プロ野球選手で母親もアイドルとして活躍していたため、何をするにしても注目されていたでしょうね。その中でも野球に関しては、特に重圧が大きかったことでしょう。
そしてもう一つは、父親である清原和博さんが2016年に事件が起こったことで、清原和博さんを嫌いになり野球の道から外れたいと思ったそうです。
事件当時は家のカーテンも開けられず、裏口から出入りしたりしており、しんどかったと語っています。
これまでの平穏な日常が壊されて大変な思いをしたことで、嫌いになってしまったのでしょうね。
しかし清原和博さんは事件を経て優しくなったそうで、もう1回家族でみんなやり直そうって4人が思えたと語っているので、現在は良い関係を築けているのではないでしょうか。
慶應義塾大学のホームページで、尊敬する人に「両親」と答えていることからも現在は良い関係であることが分かりますね!
画像引用元:慶應義塾体育会野球部公式サイト
中学3年生の頃はバレーボールと一緒にフラッグフットボールをやっていて、日本一を取ったそうです。
何でも上手くこなしていてすごいですね!
清原正吾さんにとって中学時代はとても大変な時期だったと思います。
しかし、この出来事が現在の立派な清原正吾さんを形成しているのではないでしょうか。
本人も、「もうこれ以上人生でしんどいことないだろうなって思っている。あれに比べたら、とマインドチェンジできるようになれている」と語っています。
事件当時は家のカーテンも開けられず、裏口から出入りしたりしんどかったです。でも僕は、もうこれ以上人生でしんどいことないだろうなって思ってるんで。あれに比べたら、ってマインドチェンジできるようになれてます。
引用:日刊スポーツ
慶應義塾高等学校
慶應義塾高等学校に進学した清原正吾さんは、アメリカンフットボール部に所属していました。
タイトエンドのポジションで長身を生かして活躍していたそうです。
タイトエンドとは攻撃側のポジションであり、オフェンスラインとレシーバーの両方の特性を持つポジションです。
巨大なディフェンスラインに対抗する頑強な体とパスレシーブのため相手ディフェンスを振り切るスピードを持つオフェンス最強のオールラウンダーと言われています。
参照元:FIRST MOLARS
清原和博さん譲りの恵まれた体格を有していますから、チームの中心選手として活躍していたのではないでしょうか。
しかし、清原正吾さんが3年生のときに新型コロナウイルスが流行し、部活動が停止してしまいます。
この期間に、弟の勝児さんと父親の和博さんと野球の練習をしていたそうです。
そこで、6年ぶりにバットを握り、自分自身は野球が好きであるということを再認識したそうです。
新型コロナウイルスがなかったら現在野球をしていなかったのかもしれませんね。
昨年、新型コロナウイルスの影響により、部活動が停止。高校3年生のアメリカンフットボール部員だった清原は、この期間に「弟(勝児さん)とオヤジ、家族で練習したんです。僕自身、野球が好きなんだな、と。大学ではやろうかな、と思いました」と、決意を固めた。バットを握るのは6年ぶり。新鮮だった。自分が生きていく道を見つけたのだ。
慶應義塾大学
清原正吾さんは慶應義塾大学に進学して、硬式野球部に入部しました。
小学校では野球をしていましたが、中学ではバレーボール部、高校ではアメリカンフットボール部ということで、大学から硬式野球というのは過去あまりないチャレンジでした。
しかし、家族の後押しや慶應義塾大学体育会野球部の理解もあり、再び野球をすることができたそうです。
入部する際の面談では、6年間のブランクがあることや、清原という名前で野球をすることは覚悟していると語っていたそうです。
6年間のブランクがあるので活躍するのは3年生くらいなのではと思うと思いますが、入部直後からその実力は現れていたそうです。さすが清原和博さんの息子さんですね。
2年生以下の東京六大学フレッシュトーナメントで1年生ながら春からベンチ入りし、秋には4番を務めることもありました。2年秋までに通算11試合、35打数6安打、3打点、打率.171の成績を残しました。
画像引用元:YAHOO!JAPANニュース
試合は父親の清原和博さんも観戦していたそうです。
正吾さんは和博さんの道具を使っていたとのことで、とても良い関係性であることがわかりますね!
今週、六大学のフレッシュリーグを3試合観戦した!
自分のファーストミットとリストバンドを今、息子が使っている。
そんな息子のプレーする姿を見て本当に感無量でした。 pic.twitter.com/Tbu5b45TlQ— 清原和博 (@kiyohara3_5_114) November 4, 2021
その後、東京六大学リーグ戦初出場を果たしましたが、ベンチ入りメンバーから外れることもあり、3年秋までのリーグ戦の成績は5試合出場で9打数1安打、打率.111でした。
しかし、4年の東京六大学野球春季リーグ戦が開幕してからは4番打者として4試合連続ヒットを放つなど、急成長した姿を見せています。
プロのスカウトも「指名の可能性もある」と語るほど、現在とても注目を集めています。
清原和博さんの息子ということで、成長したらものすごい打者になるのではないか期待してしまいますよね。
春の東京六大学リーグで、慶応大の4番打者、清原正吾(4年)に注目が集まっている。NPB(日本野球機構)の西武、巨人などで活躍し、通算525本塁打の記録をもつ清原和博氏の長男だ。プロのスカウトも、その「伸びしろ」に視線を注いでいる。
引用:AERAdot.
清原正吾は何が凄い?
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現在、東京六大学野球春季リーグ戦で慶應義塾大学の4番を務めていて、プロのスカウトも「指名の可能性もある」と語る清原正吾さんは何がすごいのでしょうか。
アピールポイントは、やはり長打力になると言われています。
最近のNPBは投高打低が進んでいることから、長打力がある選手はとても貴重だそうです。
公式戦ではまだホームランを放っていませんが、Bチームではホームランを量産していたそうで、慶應義塾大学の堀井監督も、「飛ばす力はチームでも指折り」と語っています。
「飛ばす力はチームでも指折り。あとは投手と対峙(たいじ)したときに自分の〝間〟で打てるかなんですが、中学、高校の6年間、野球から離れてましたからね。試合で投手と対戦した経験が少ない。ですから、そこをいかに積み上げるかが課題だと思います」
引用:4years.
また、中学、高校と野球をやっていないにも関わらず、わずか4年で慶應義塾大学の4番を打っていることはかなり凄いことです。慶應義塾大学は強豪校で野球をしていた選手が多く集まりますから、その中で4番を打つということは、それだけ潜在能力や対応力、努力できる力などに長けているということだと思います。
チームメイトからも努力家であると評判だそうです。
「チームメートに聞くと、『正吾は努力家』と口をそろえます。器用なタイプではないので入部当初は守備でミスが目立ったが、必死に練習していました。打撃はまだまだ粗削りですが、数少ない長距離砲として希少価値がある。気持ちの強さも魅力です。3年春の途中でベンチ外となり、3年秋もメンバーから外れてスタンドから応援していたが、気持ちを切らすことなく練習に打ち込んでいた。Bチームで4番を任されるなど目をみはるほどの成長を見せています。大化けする可能性は十分にありますよ」
引用:AERAdot.
父・清原和博の野球センスを受けついでいる?
画像引用元:AERAdot.
6年のブランクがあったにも関わらず名門・慶應義塾大学で4番を務めている点から、清原正吾さんの野球センスの高さは疑う余地がないでしょう。
また、長打力がある点や「4番・一塁」を務めている点など、父・清原和博と被る点が多いです。
これらのことから、清原正吾さんは父・清原和博の野球センスを受けついでいると言えるでしょう。
清原正吾はプロ入りできるか?
画像引用元:4years.
プロのスカウトは「指名の可能性もある」と語っていますが、まだプロで通用するレベルではないそうで、今後の成長次第ではないかと言われています。
慶應義塾大学の堀井監督は「プロで戦えるレベルにある。まだ持っているポテンシャルのうち、40か50%しか使えていない。」と話しています。
堀井監督は、JR東日本の監督時代から13年連続でドラフト指名選手を輩出している名監督です。
そんな堀井監督が戦えると言っているのですから、そのレベルにはあるのではないでしょうか。
ラストイヤーとなる今シーズンでどれだけ結果を残せるかにかかっていますね。
本人もプロに行きたいと語っているので、活躍してスカウトの目に留まってほしいですね!
「私はプロで戦えるレベルにあると見てます。まだ持っているポテンシャルのうち、40か50%しか使えてませんが、そこをNPBのスカウトがどう判断するかだと思います」
自力ではい上がり、堀井監督の「目」にかなった清原。果たして大学ラストイヤーでの覚醒はなるか。昨年のレギュラー野手がごっそり抜けた中、2季連続日本一に向けたキーマンの一人になるのは間違いないだろう。
引用:4years.
世間の反応は?
清原和博さんは色々な意味で有名なので、やはり注目が集まりますよね。
大変だった過去も知っているからこそ、正吾さんを応援する声が多く見られますね。
多感な時期に色々なことがあって大変だっただろうけど、大学で花開いてほしいな。
清原和博氏の長男、慶大・清原正吾は出場機会なし「おやじのような選手に」https://t.co/p0kcy3ozFi
— ⚾tomo⚾ (@tomo_rush) May 31, 2021
ブランクがあって実質大学から始めて四番って素直に凄いよ。親父と抱擁している姿が泣ける。思春期はいろいろ大変だっただろうな…なんて思うと余計に。
「ありがとうな」父・清原和博氏の「5番」背に長男・正吾が神宮初打点&初マルチ(スポニチアネックス)#Yahooニュースhttps://t.co/jR5sLWlUPd
— さま (@sawa_gussan) June 2, 2022
また、清原正吾さんはイケメンであると評判です。
たしかにかなりのイケメンですね。
ちなみに顔は、父親の和博さんではなく母親の亜希さん似という声が多いです。
プロ野球に行ったらファンがたくさんできそうですね!
お母さんに似ようが
お父さんに似ようがそりゃ当然イケメンでしょ💫✨#清原正吾#慶應義塾大学#2021秋季フレッシュトーナメント#kiyo#清原和博
2021.11.3 神宮球場📷 pic.twitter.com/JhDk0ORU51
— くまG3@橙強兎民 (@kumakumakuma_18) November 4, 2021
あらイケメン🥰素敵#清原正吾 https://t.co/NRJRPeUUbs
— SR ☆ (@sannyryo0305) November 4, 2021
まとめ
以上が清原正吾さんの経歴・学歴や父・清原和博さんとの関係について詳しく説明してきました。最後に簡単にまとめてみたいと思います。
- 清原正吾さんは小学校から大学まで慶應に通っていた慶應ボーイ
- 小学校では野球をしていたが、父・清原和博さんの逮捕の影響もあり、中学ではバレーボール部に所属した
- 新型コロナウイルスの流行が野球を再開するきっかけになった
- 父・清原和博さんの野球センスを受け継いでいて、6年間のブランクがあるにも関わらず4番を務め、プロのスカウトも注目するほどのポテンシャルを持っている
- 一度は父・清原和博さんを嫌いになったが、現在は良い関係を築いている
現在大学4年生で、活躍次第では今秋のドラフト会議での指名もあると言われている清原正吾さん。
プロ野球通算525本塁打の記録を持つ清原和博さんの野球センスを受け継いでいるのですから、どんどん成長していくこと間違いないでしょう!
今後の活躍から目が離せませんね!