野球界のスーパースター大谷翔平選手、ボクシング界のモンスター井上尚弥選手、スポーツは違いますがどちらもトップアスリートとして世界中から注目されています。
大谷翔平選手が29歳、井上尚弥選手が31歳と年齢が近いこともあり比較されることも多いと思います。
確実に歴史に名を残す日本を代表するトップアスリートが、同じ時代に活躍するのをリアルタイムで見るのは本当にラッキーかもしれませんね!
今回の記事では同世代の大谷翔平選手と井上尚弥選手にスポットを当て、2人の接点や違いについて解説してみたいと思います。
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初対面は2018年の日本プロスポーツ大賞授賞式
井上尚弥、大谷翔平と日本プロスポーツ大賞で豪華共演「会っただけでも刺激になる」(スポーツ報知) https://t.co/GvsGmUgEKf pic.twitter.com/rz0hQMa37d
— brainexpert108 (@brainexpert108) December 20, 2018
大谷翔平選手と井上尚弥選手は2018年に「第51回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」において、当時ロサンゼルス・エンゼルスに所属していた大谷翔平選手が「大賞」を受賞、当時WBA世界バンダム級王者だった井上尚弥選手が「殊勲賞」「NHK賞」を受賞し、授賞式典で初対面となりました。
大谷翔平選手と初対面した井上尚弥選手は当時「オーラがすごい。会っただけでも刺激」と話していました。
井上は「栄誉ある賞を受賞できてうれしい」とあいさつ。記念撮影では、大谷と並ぶ形で応じ「すごく大きくて、オーラがすごい。会っただけでも刺激を受けました。裏でチョコチョコと話はしました」と明かしながら「具体的な内容? プライベートなことなので…」と笑っていた。
引用:ORICON NEWS
初対面から6年、競技は違いますが、それぞれお互いにスポーツ界のトップアスリートへと上り詰めました!
スーパースター同士の共演、見てみたいですよね?
どんな話をされるのかも気になるところです。ぜひ本当に2人の共演や対談などが実現することを期待したいですね!
大谷翔平選手と井上尚弥選手、どちらがすごい?
大谷翔平と井上尚弥〝どちらがすごい〟論争が白熱 MLBレポーター「2人とも日本人だよ!」 https://t.co/05l4uIyag9 pic.twitter.com/Zu7k0UJ8Gk
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野球、ボクシングと戦う土俵が違いますので一概にどちらの方がすごいのか!という判断は難しいところですが、色々な角度から2人のすごさを見ていきたいと思います。
「Prime Video」史上最大ピーク視聴者数の記録を更新
5月6日に行われた「井上尚弥vsルイス・ネリ」の世界4団体統一スーパーバンダム級タイトル戦で、日本の「Prime Video」史上最大のピーク視聴者数を記録したことがアマゾンジャパンから発表されました。
記録が更新されたのは6ラウンドに井上尚弥選手がルイス・ネリ選手をKOしたシーンだそうです。
それまでの最大ピーク視聴数は、2023年にライブ配信されたWBCの「日本代表vsアメリカ代表」の決勝戦でしたので、大谷翔平選手が活躍し注目された一戦を井上尚弥選手の防衛戦が記録を塗り替えた形となりました。
また、東京ドームには4万3000人もの人が詰めかけ、井上尚弥選手の試合に熱狂していました。
「Prime Video」では試合のフル映像のアーカイブ配信がされており、その他にも井上尚弥選手の特番が配信されているようです。
Prime Videoでは、試合フル映像に加え、ドキュメンタリー『独占密着 井上尚弥VSルイス・ネリ 東京ドーム決戦直前SP』とバラエティー『知れば100倍楽しめる! 井上尚弥 ”世紀の一戦”が東京ドームにくる~SP』も配信中。
引用:産經新聞
契約内容は北米4大スポーツ史上最高額
画像引用元:JIJI.COM
2024年シーズンからロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手ですが、10年総額7億ドル(約1014億円)での契約内容に世界中で話題となりました。
実際の契約内容は97%が後払いとなりますので、在籍10年間の間は毎年約2億9千万円になりますが、単純に10年間で平均すると101億円の年俸となります。
この金額は「北米4大プロスポーツ史上最高額」となります。
日本人選手が世界の年収ランキングでトップに君臨する事が実現するなんて思いもしなかったですね。
東京ドームの世界戦で日本人初メインイベンターに!報酬額は?
画像引用元:Number Web
井上尚弥選手の世界4団体統一スーパーバンダム級タイトル戦は、東京ドームで行われました。
ボクシングの世界戦が東京ドームで開催されるのは実に34年ぶりとなり、日本人選手がメインイベンターになるのは初です。
過去には1998年、1990年に東京ドームで世界戦が開催されましたが、1990年2月に開催された当時世界ベビー級チャンピオンのマイク・タイソンが防衛戦を行いました。
当時のマイク・タイソンは無敵の強さを誇っていましたが、何とKO負けという歴史的な番狂わせが起き、「東京ドームには魔物がいる」と言われるようになりました。
今回の世界戦のメインイベントでも1Rに井上尚弥選手がまさかのダウンを喫し、番狂わせの空気が一瞬漂いましたが、2R目以降しっかりと立て直し、結果的には圧勝でルイス・ネリ選手の挑戦を退ける結果となり、会場は大盛り上がりとなりました。
今回の世界戦で井上尚弥選手が手にした報酬はファイトマネー以外も含めると「10億円」を超えると言われています。
6Rですから単純に18分間で10億円の収入、すごいですね。
当然、それまでに費やした時間やトレーニングは計り知れないものがあると思います。
さらに今後活躍の舞台を海外に移した場合、倍以上の報酬も予想されており、そうなると井上尚弥選手の1試合での報酬は20億円以上になってきますね。
大橋ジムの大橋秀行会長によると、日本人ボクサーでは初となる画期的な東京ドーム興行はチケットが当日に完売して4万3000人を動員。井上の報酬はファイトマネー以外も含めると10億円を超えるという。
海外からの引き合いも多く、サウジアラビアの興行主の大会に参戦すれば、報酬は今回の10億円超から倍増が見込まれる。
引用:zakzak
スポンサー収入
大谷翔平選手、井上尚弥選手ともにとても爽やかで人気も高く、契約しているスポンサーも多いと思います。
まずは井上尚弥選手ですが、現在のスポンサー数は9社となっており、契約先からの総収入は年間で約6億3000万円になると言われています。
一方で大谷翔平選手は昨年からスポンサー契約数が一気に増えており、最近では伊藤園の緑茶飲料ブランド「お~いお茶」とグローバル契約を締結したことが話題になっていますね。
現在、大谷翔平選手は20社近い企業とスポンサー契約をしており、その総額は約100億円とも言われています。
井上尚弥選手のスポンサー収入も凄い金額ですが、大谷翔平選手の収入額はちょっと想像がつかない金額ですね。
ただ、今後井上尚弥選手も戦いの場を海外に移した場合、さらにスポンサー契約数、収入も増えてくる可能性は十分にありますね。
ネットでの声は
以前からネットでは大谷翔平選手と井上尚弥選手、どちらがすごいのかといった論争はありました。
人気の部分では、水原事件で大谷翔平選手に若干マイナスのイメージもありましたが、それを払拭する活躍を見せることで人気も戻ってきていますので、今後もこの論争は過熱しそうですね。
- スポーツ選手として井上が上でアイドルとして大谷が上
- 大谷はイメージが落ちたので井上に軍配
- 収入、身長、人気とあらゆる面で大谷の圧勝だ
- メジャーの本塁打王はボクシングならヘビー級の王者みたいなもんだ
- 井上のラスベガスの試合は満員にならなかった
- 井上のパンチは大谷に当たらない
参照元:東スポWEB
大谷翔平選手がすごい部分、井上尚弥選手に軍配が上がる部分、色々ありますが、最終的には“どちらも凄い!”ということでしょうか!
大谷翔平選手と井上尚弥選手の似ている思考とは?
世界の舞台で活躍する大谷翔平選手と井上尚弥選手ですが、実は思考がよく似ています。
どういったところが似ているのか見ていきたいと思います。
井上尚弥選手の未来像から逆算する考え方
井上尚弥選手は「スペシャルな世界王者になるにはどうしたらいいか」という自分の理想、未来像を考え、そこにたどり着くには今なにをすればよいのか逆算して練習に取り組む意識が常にあるそうです。
1日に費やすジムワークは2~3時間としており、どうすればその短い時間で内容の濃い連取ができるのかを考えて実行しています。
目先の成長ではなく、自分がどうなりたいのか、どういう練習が必要なのかを常に考えて日々の練習を積み重ねることを大切にしています。
大谷翔平選手の“目標達成シート「大谷シート」”
大谷翔平選手の目標達成シートとマンダラチャートは非常に有名ですよね。
マス目の中央に一番自分が達成したい最大目標を掲げ、それを達成するための必要な行動や要素を細かく細分化し、具体化していく手法です。
大谷翔平選手も将来像を自分で描き細分化していくことで、そこに到達するために今の自分が何に取り組まなければならないのかを明確にし、未来の自分の理想像に向かって日々の練習を積み重ねています。
イチロー選手が2004年にMLBの年間安打記録を更新した時に「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」という名言は有名です。
成功した選手は、ただやみくもに毎日を過ごすのではなく、大きな目標を持ち、そこから逆算して何をすべきかをしっかりと理解し、毎日コツコツと積み重ねているんですね。
プロフィール
最後に、大谷翔平選手と井上尚弥選手のプロフィールをまとめてみたいと思います。
大谷翔平のプロフィール
画像引用元:full-Count
- 名前:大谷翔平(おおたに しょうへい)
- 生年月日:1994年7月5日
- 年齢:29歳(2024年5月現在)
- 出身地:岩手県奥州市
- 身長:193cm
- 体重:95kg
- 所属:ロサンゼルス・ドジャース
井上尚弥のプロフィール
画像引用元:THE ANSWER
- 名前:井上尚弥(いのうえ なおや)
- 生年月日:1993年4月10日
- 年齢:31歳(2024年5月現在)
- 出身地:神奈川県座間市
- 所属:大橋ボクシングジム
- 身長:165cm
- 階級:スーパーバンダム級(53.524kg~55.338kg)
- 通算成績:27戦27勝0敗(24KO)_2024年5月現在
大谷翔平選手は今年30歳になりますので、井上尚弥選手が1歳年上となります。
世間の声は?
大谷翔平選手と井上尚弥選手のどちらが凄いのかといった論争でもネットで話題となっていますが、世間の声で多いのはやはり同じ時代に2人の歴史に名を残すであろうモンスターをリアルタイムで見る事が出来る事への声が多いようですね!
大谷翔平と井上尚弥の全盛期と同じ時代に生きてることが本当に幸せだわ pic.twitter.com/iRhyDGH4ex
— らむじー🍜 (@sakura_gunners0) May 7, 2024
世界一の野球選手と世界一のボクサーが日本人とは⚾️🥊
日本の宝です🇯🇵
日本の誇りです😭👏#井上尚弥#大谷翔平#野球 #ボクシング pic.twitter.com/d4Y5UJDhTd— 酒井 克哲(katsunori sakai) (@katsu_emonga) May 10, 2024
井上尚弥と大谷翔平の全盛期を同時に見られてる今を生きる日本人、あまりに幸運過ぎる。 pic.twitter.com/f3bGfyGyz1
— ポンデべッキオ (@pondebekkio) May 7, 2024
大谷翔平と井上尚弥はガチで日本の誇り
2人と同じ時間を生きれて生で活躍を見れて幸せです。#大谷翔平#井上尚弥 pic.twitter.com/X4SkFC8N5u— N (@nisijima_minami) May 6, 2024
まとめ
以上が、大谷翔平選手と井上尚弥選手にスポットを当て、2人の接点や違いなどについて詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめてみたいと思います。
- 2024年6月7日のヤンキース戦に井上尚弥選手が現地で試合を観戦し大谷翔平選手と共演の可能性がある
- 大谷翔平選手と井上尚弥選手は2018年の日本プロスポーツ大賞授賞式が初対面
- 収入面では大谷翔平選手に軍配が上がるが、井上尚弥選手の防衛戦で「Prime Video」のピーク視聴者数の記録を更新
- 大谷翔平選手、井上尚弥選手共に未来の理想像から逆算してそこにたどり着く為に毎日の積み重ねを大切にしている
大谷翔平選手、井上尚弥選手共に30歳前後でまだまだこれからも活躍が期待される選手で、間違いなく歴史に名を刻む選手です。
そんな選手の活躍を同じ時代に生きて見られることは本当に幸せですし、本当に日本の宝です!
今後も2人の活躍から目が離せないですね!