大谷翔平、2028年ロサンゼルス五輪参加の可能性は?出場への意欲と直面する課題とは?

大谷翔平 オリンピック 可能性

野球界のスーパースター、大谷翔平選手が2028年ロサンゼルス五輪への出場意欲を示したことで、MLBの一流選手たちがオリンピックに出場する可能性が高まっています。

今回の記事は大谷翔平選手のオリンピック出場の可能性について詳しく見ていくとともに、実現した場合の予想メンバーについても紹介したいと思います。

大谷翔平選手の五輪出場への熱い思い

大谷翔平画像引用元:modelpress

大谷翔平選手は2024年7月16日のオールスターゲーム前日会見で、2028年ロサンゼルス五輪について「出たい気持ちはもちろんある」と明言しました。

彼は五輪を「特別な大会」と位置づけ、野球の普及と発展にとって重要な機会だと強調しています。

「出たい気持ちはもちろんある。五輪は特別。普段野球を見ない人たちも見る機会が増える。野球界にも大事なこと。個人的にも出てみたいという気持ちはある」と意欲を示した。

引用:スポニチSponichiAnnex

大谷翔平選手にとって、ロサンゼルス五輪は特別な意味を持つ大会になることは間違いありません。

現在所属するロサンゼルス・ドジャースの本拠地で開催される五輪に出場することは、まさに地元開催の大会という特別な意味合いを持ちます。

また、大谷翔平選手は2021年の東京五輪には出場できなかったため、オリンピックという世界最大のスポーツの祭典に出場することは、彼のキャリアにとって大きな目標の一つとなるでしょう。

WBCに続きオリンピックという国際大会で大谷翔平選手が躍動する姿は、本人だけでなく多くのファンが求めていることでしょう。

MLBコミッショナーの姿勢の変化と直面する課題

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大谷翔平選手の発言を受け、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーの態度にも変化が見られます。

これまで選手の五輪参加に消極的だったコミッショナーも、最近では「オープンマインド」な姿勢を示すようになりました。

しかし、MLBが直面する課題は小さくありません。

最大の問題は、オリンピックの開催時期がMLBシーズンと重なることです。

リーグを一時中断するか、シーズンを短縮するなどの対応が必要となり、これはチームのオーナーや放送局との調整を要する複雑な問題になりそうです。

ESPNは「リーグは選手が参加できるようにするために、2028年のシーズンを試合数で短縮したり、数日または数週間延長したりするなど、いくつかの異なる方法を取る可能性がある。リーグはスケジュールを約10日間停止する必要があると考えている」と報じた。

引用:スポニチSponichiAnnex

また、選手の怪我リスクも無視できません。

国際大会での怪我がシーズン全体に影響を及ぼす可能性があり、球団側の懸念も予想されます。

2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、ニューヨーク・メッツのクローザー、エドウィン・ディアス選手が足を負傷し、2023年のシーズンを棒に振るという事態が起きました。

このような事例を踏まえ、MLBとしては選手の安全性を確保しつつ、いかにして五輪参加を実現するかが大きな課題となり、どのように対策をするのかに注目が集まります。

MLBスター選手による広がる賛同の輪

大谷翔平画像引用元:full-Count

大谷翔平選手の発言は、他のメジャーリーグのスター選手たちの共感を呼んでいます。

フィリーズのブライス・ハーパー選手は、五輪参加への強い意欲を示し、リーグが中断してでも選手を派遣すべきだと主張しています。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手も、五輪出場を夢見ていると語り、野球の五輪競技復活を後押しする姿勢を見せています。

さらに、大リーグ選手会の幹部も、多くの選手が五輪参加に関心を持っていることを明かしています。

MVP2度のフィリーズ・ハーパーは「(大谷の声は)後押しになるだろう」と断言した。かねて「WBCとは違う。五輪に出ることはみんなの夢。NHLを見習いリーグを中断して選手を送るべきだ」と訴えていた。ヤンキース・ジャッジも「五輪で米国代表でプレーするのはずっと夢だった。野球を五輪競技に戻すチャンスだし、MLBにとってもいいこと」と賛同している。

引用:スポニチSponichiAnnex

このように、大谷翔平選手の一言が、メジャーリーグ全体に波紋を広げ、選手たちの潜在的な五輪出場への願望を表面化させた形となっています。

この広がりは、MLBや国際オリンピック委員会(IOC)の決定に少なからぬ影響を与える可能性があるのではないでしょうか。

五輪野球復活の意義と影響

2028年ロサンゼルス五輪では、2021年東京五輪以来2大会ぶりに野球が公式競技として復活します。

大谷翔平選手をはじめとするMLBトップ選手たちの参加が実現すれば、五輪野球の注目度は大きく高まることが予想されます。

野球は世界的に見ると、まだまだ普及の余地がある競技です。

オリンピックという世界中が注目する舞台で、MLBのスター選手たちがプレーすることは、野球の魅力を世界中に発信する絶好の機会となります。

これにより、野球人気が世界的に高まり、競技人口の増加や新たな才能の発掘にもつながる可能性があります。

また、野球が五輪競技として定着するためにも、MLBトップ選手の参加は重要な意味を持つのではないでしょうか?

野球がオリンピックの主要競技の一つとして認識されるようになれば、将来的にも継続して五輪競技として採用される可能性が高くなることでしょう!

MLB選手出場が実現した場合の予想メンバー

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もし2028年ロサンゼルス五輪でMLBトップ選手の参加が実現した場合、どのような選手が代表入りする可能性があるでしょうか。

ここでは、日本代表の予想メンバーを考えてみたいと思います。

  1. 浅野翔吾(23歳・巨人・中堅手):若手の代表として成長が期待される。
  2. 小園海斗(28歳・広島・遊撃手):守備力の高い内野手として期待される。
  3. 大谷翔平(34歳・ドジャース・指名打者):二刀流の能力を生かし、投手としても野手としても活躍が期待される。
  4. 村上宗隆(28歳・ヤクルト・三塁手):強打者として中心的な役割を担う。
  5. 岡本和真(32歳・巨人・一塁手):パワーヒッターとしての活躍が期待される。
  6. 鈴木誠也(33歳・カブス・右翼手):メジャーでの経験を生かした活躍が期待される。
  7. 吉田正尚(30歳・レッドソックス・左翼手):メジャーでの経験を生かした活躍が期待される。
  8. 松尾汐恩(捕手):若手ながら安定した捕球力と打力で、将来性を買われての抜擢。
  9. 宗山塁(二塁手):守備力の高さと機動力を買われ、9番バッターとして起用。
  • 山本由伸(29歳・ドジャース・先発投手):エースとしての活躍が期待される。
  • 佐々木朗希(26歳・ロッテ・先発投手):若手エースとして成長が期待される。

※年齢は五輪開幕の28年7月14日時点、所属は現在

この予想メンバーは、現時点での状況を基に作成したものであり、実際の2028年オリンピックでのメンバーとは異なりますことをご了承ください。

ただ、このような豪華なラインナップが実現すれば、間違いなくロス五輪は興奮と熱戦が繰り広げられることが期待できますね!

まとめ

以上が、大谷翔平選手のオリンピック出場の可能性や実現した場合の予想メンバーなどについて詳しく解説してきました。

大谷翔平選手の五輪出場への意欲表明を機に、MLB選手のオリンピック参加の可能性が高まっています。

課題はありますが、選手たちの強い思いとMLB側の柔軟な姿勢により、2028年ロサンゼルス五輪で夢の舞台が実現する可能性が出てきました。

2028年のロサンゼルス五輪まで、まだ4年以上の時間がありますが、大谷翔平選手の発言をきっかけに、野球界全体が大きく動き出す