2024年シーズンからシカゴ・カブスに移籍し、期待以上の活躍を見せている今永昇太選手。
鈴木誠也選手ともチームメイトとなり、日本人2選手がシカゴを盛り上げています。
また、2025年にはロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦が日本の東京ドームで開催させることが決定し、大谷翔平選手や山本由伸選手との投げ合いなどにも期待が高まります。
今永選手と鈴木選手が所属するシカゴ・カブスですが、歴史の深い球団でもあります。
この記事では、シカゴ・カブスについて詳しく解説していきたいと思います。
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今永昇太選手の契約内容は?
今永昇太、カブスとの契約に大筋合意 精密検査後に正式決定へ…鈴木誠也と同僚に、米報道 https://t.co/m1l8tQ1jMI#baystars #npb
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) January 10, 2024
今永昇太選手はシカゴ・カブスと5年総額約116億円で契約を締結したと言われています。
すごい金額ですが、今シーズン前半戦の今永昇太選手の活躍を見れは、今となってはカブスとしては安い買い物だったのではないでしょうか?
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カブスが今永昇太選手を必要とした理由とは?
シカゴ・カブスは昨シーズン83勝79敗とナ・リーグ中地区で2位、ワイルドカード争いではダイヤモンドバックスに僅か1ゲームの差で、3年ぶりのポストシーズン進出を逃しました。
気になるカブスの先発ローテーション組ですが、昨シーズンチーム最多の16勝の左腕スティール、通算93勝左腕ヘンドリクス、昨シーズン11勝の左腕スマイリーなど左腕が多いチームです。
カブスは今オフにマーカス・ストローマンがオプトアウト(契約破棄)でFAとなりましたので、その穴埋めとして今永昇太選手獲得に動きました。
日本のプロ野球8年間で3度の2桁勝利を達成し、昨シーズンは174奪三振で初タイトルを獲得、WBC決勝のアメリカ戦では先発し、2回1失点で勝利投手、一昨年前にはノーヒットノーラン達成など実績を買われてカブス入りが決定した今永昇太選手。
当初、スカウト陣からの今永昇太選手の評価としては「先発2~3番手のポテンシャルを秘める」と高い評価を受けていましたが、十分にエース級の活躍を見せていますね。
今永昇太はカブスで先発2.3番手か!?👀
【カブス先発ローテ】
・スティール 16勝5敗 防御率3.06
・タイオン 8勝10敗 防御率4.84
・今永昇太 7勝4敗 防御率2.80
・ヘンドリックス6勝8敗 防御率3.745枠目は若手争いか
・ウィックス
・アサド
・ウェスネスキー
📸@MLB pic.twitter.com/sdX2Jh4efW— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) January 10, 2024
シカゴ・カブスってどんな球団!
今永昇太選手と鈴木誠也選手が所属するシカゴ・カブスですが、チームとしてはどのような球団なのでしょうか?詳しく見ていきたいと思います。
シカゴ・カブスの歴史
シカゴ・カブスは1876年に「シカゴ・ホワイトストッキングス」として創設された148年の歴史を持つ球団です。その後何度か名称が変更し1904年に現在の「カブス」になりました。
本拠地のリグレーフィールドは1914年にフィデラル・リーグのシカゴ・ホエールズの本拠地として完成し、1916年よりカブスが使用しています。
「野球は太陽の下でやるべき」とのオーナーの意見が強く、夜間照明設備はメジャーで最も遅い1988年に設置されています。
1945年のワールドシリーズ第4戦で、いつもペットのヤギを連れて観戦していたファンが球場から追い出されるといった騒ぎがあり、この年のワールドシリーズはデトロイト・タイガースが優勝し、その後世界一から遠ざかったこともあって「ヤギの呪い」と呼ばれるようになりました。
2016年に108年ぶり3度目の世界一にようやく輝きましたが、ヤギの呪いはあまりにも長く続いたようですね。
世界一3回、リーグ優勝17回、ポストシーズンに21回進出している球団です。
本拠地球場は「リグレーフィールド」
画像引用元:Wikipedia
ナショナルリーグの中地区に所属するシカゴ・カブスはMLBのスタジアムの中で2番目に古い「リグレーフィールド」を本拠地としています。
1914年に完成し100年以上の歴史を持つ古いスタジアムは、最も歴史の長いボストン・レッドソックスの本拠地と並び国定歴史建造物に指定されています。
外野フェンスに絡まったツタが特徴的な球場で、インプレ―中に打球がツタに絡まり出てこない場合はエンタイトル二塁打になるというユニークなグランドルールがあります。
シカゴのダウンタウンから電車で15分ほどで、駅から徒歩すぐという場所にあり便利なアクセスとなっています。
監督はクレイグ・カウンセル監督
画像引用元:スポニチSponichiAnnex
ブリュワーズとの契約が満了したクレイグ・カウンセル監督をシカゴ・カブスは5年4000万ドルという大型契約を提示して引き抜きました。
メッツ、ガーディアンズ、アストロズ、ブリューワーズなどの球団が加わり争奪戦が繰り広げていましたが、来シーズンまで契約が残っていたデービット・ロス監督を解任してまでも獲得に動きました。
ブリューワーズを直近6シーズンで5度ポストシーズンに導いている優秀な監督が今シーズンから指揮をとっています。
過去に在籍していた日本人選手は?
シカゴ・カブスに過去在籍していた日本人選手は8名で、鈴木誠也選手、今永昇太選手が入団したことで累計10人となっています。
福留孝介
- 在籍期間:2008年~2011年
- 背番号:1
- ポジション:外野手
田口壮
- 在籍期間:2009年
- 背番号:99
- ポジション:外野手
藤川球児
- 在籍期間:2013年~2014年
- 背番号:11
- ポジション:投手(リリーフ)
高橋尚成
- 在籍期間:2013年
- 背番号:22
- ポジション:投手(リリーフ)
和田毅
- 在籍期間:2014年~2015年
- 背番号:18
- ポジション:投手(先発)
川崎宗則
- 在籍期間:2016年
- 背番号:66
- ポジション:内野手
上原浩治
- 在籍期間:2017年
- 背番号:19
- ポジション:投手(リリーフ)
ダルビッシュ有
- 在籍期間:2018年~2020年
- 背番号:11
- ポジション:投手(先発)
鈴木誠也
- 在籍期間:2022年~
- 背番号:27
- ポジション:外野手
まとめ
以上が、今永昇太選手と鈴木誠也選手が所属するシカゴ・カブスについて詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめたいと思います。
- 今永昇太選手の契約内容は5年総額約116億円
- 監督は昨年までブリュワーズの指揮官だったクレイグ・カウンセル監督
- シカゴ・カブスに過去在籍していた日本人選手は8人、今永昇太選手で10人目
今まで日本人選手が所属するチームはア・リーグが多かったのですが、今永昇太選手がカブスに入団したことにより現時点でナ・リーグに所属する日本人選手は8人となりました。
オールスターゲームでも活躍した今永昇太選手、後半戦の活躍にも期待が高まりますね!