今永昇太のカブスと5年総額116億円で契約!「ヘイ、シカゴ!」でファンの心を掴む!

今永昇太 カブス 年俸

MLB挑戦1年目の今永昇太選手が大車輪の活躍を見せています。

今年1月、シカゴ・カブスへの入団会見の第一声「ヘイ、シカゴ!」でシカゴファンの心を虜にした今永昇太選手。会場中に拍手と大歓声が沸き起こりました。

連日、大谷翔平選手に注目が集まりますが、今永選手の人気も負けてません!

この記事では、今永昇太選手がカブスと交わした契約の内容や年俸額などについて詳しく解説していきたいと思います。

今永昇太選手の「ヘイ、シカゴ!」は球団歌の一部を引用

2024年1月13日にシカゴ市内のホテルで行われた入団会見の第一声で「ヘイ、シカゴ!」と発し、会場に集まっていたファンからは大きな歓声が起こりました。

今永昇太選手が冒頭で話した英語の挨拶、

「Hey Chicago! What do you say? The Cubs are gonna win today」

は、カブスの応援ソング『Go Cubs Go』の一節を引用したもので、粋な挨拶でカブスファンへのつかみは大成功でした!

「ヘイ、シカゴ!」の発音もすごく上手でしたし、カブスの歴史について触れるコメントも多くあり、事前にかなり調べていたんでしょうね。

背番号は「18」を背負う事になりましたが、十二分にエース級の活躍を見せていますね!

背番号は自ら選択したという18番に決定。「伝統のあるシカゴ・カブスに入団できるのをうれしく思うのと同時に、早くリグリー・フィールドのマウンドに立って投げたい。ワールドシリーズ優勝に向けて全力を尽くします」と意気込みを示しました。

引用:日テレNEWS

今永昇太選手のカブスとの契約内容は?

 

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今永昇太選手がシカゴ・カブスと締結した契約内容は「エスカレーター式」で、後半に年棒上がっていくようになっているようです。

ちょっとややこしそうな契約内容になっていますので、少しまとめてみたいと思います。

【金額決定分】

  • 契約金:100万ドル(約1.5億円)
  • 2024年:900万ドル(約13.1億円)
  • 2025年:1,300万ドル(約18.9億円)

 

【2025年終了時】

1.球団がオプション(契約選択権)を行使した場合

  • 2026年:2,000万ドル(約29億円)
  • 2027年:2,000万ドル(約29億円)
  • 2028年:1,700万ドル(約24.7億円)

2.球団がオプションを行使しない場合

  • 2026年:1,500万ドル(約21.8億円)

 

【2026年終了時】

1.球団がオプションを行使した場合

  • 2027年:2,400万ドル(約34.8億円)
  • 2028年:1,800万ドル(約26.1億円)

2.球団がオプションを行使しない場合

  • 2027年:1,500万ドル(約21.8億円)

 

【出来高】

  • 新人王:25万ドル(約3,625万円)
  • サイ・ヤング賞:100万ドル(約1.5億円)

ちょっとややこしい契約内容ですね。契約金を含め、5年総額で約116億円の契約内容になるようです。

また、トレード拒否権は一部の球団が対象で、球団がオプションを使用した場合は、対象が全球団に拡大する内容となっていて、契約満了後はFA権を獲得できます。

引用:日刊スポーツ

DeNAへの譲渡金は最大で20.1億円!

 

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今回の今永昇太選手がポスティングシステムによりシカゴ・カブスへ移籍したことで、DeNAは最大で20.1億円の譲渡金を受け取ることができます。

但し、2年目と3年目終了後に球団がオプションを行使するかどうかで状況は変わります。

現時点でDeNAが手にする譲渡金は14.2億円となります。

【譲渡金計算】

  1. 契約内容:4年5300万ドル(約76億8500万円)
  2. 2500万ドル×20%=500万ドル(約7億2500万円)
  3. 2500万ドル×17.5%=437万5000ドル(約6億3438万円)
  4. 300万ドル×15%=45万ドル(約6526万円)
  5. ②~④の合計:982万5000ドル(約14億2000万円)

2年目と3年目終了後に球団がオプションを行使した場合は、総額は最大5年8000万ドル(約116億円)に増えますので、その場合は追加の譲渡金をDeNAが受け取ることとなります。

【譲渡金計算】

  1. 当初の5300万ドルから8000万ドルに増えた2700万ドル(39億1500万円)が追加の譲渡金対象額
  2. 2700万ドル×15%=405万ドル(約5億8725万円)
  3. 当初の譲渡金982万5000ドル+追加の譲渡金405万ドル=1375万5000ドル(約20億1188万円)

昨年の今永昇太選手とDeNAとの年俸は推定1億4000万円と言われていますので、現時点でもDeNAは昨年まで今永選手に支払っていた金額の約10倍もの譲渡金を受け取る事となります。

今永昇太選手が抜ける事はDeNAとしては戦力ダウンにはなりますが、十分に補強できるだけの金額を受け取ることができましたね。

引用:日刊スポーツ

現行のポスティングシステムは、選手が得た年俸総額に応じて元所属球団に譲渡金が支払われる仕組みだ。年俸総額のうち2500万ドル以下の部分には20%、2500万ドルから5000万ドル以下の部分には17.5%、5000万ドルを超えた部分には15%という割合で算出される。

引用:SPOTVnews

まとめ

以上が、今永昇太選手がシカゴ・カブスと交わした契約の内容等について詳しく解説してきました。最後に簡単にまとめたいと思います。

  • 今永昇太選手の契約内容は「エスカレーター式」で最大で5年総額8000万ドル(約116億円)となる
  • DeNAへの現時点での譲渡金は14.2億円。最大で20.1億円となる

前半戦を終了し、防御率2.97、8勝2敗、17試合に登板し、97イニングを投げるなど、期待以上の活躍を見せています。

また1年目ながらオールスターゲームにも選出され、1イニングをパーフェクトに抑える結果も残しています。

チーム自体は優勝争いは厳しい状況となっていますが、今永昇太選手がこのまま後半戦も活躍を続ければ「新人王」も十分に狙えると思われます。

後半戦も今永昇太選手の活躍から目が離せませんね!